• ジャブでポイントを重ね見事勝利した林田=後楽園ホールで(須部楓撮影)

  • 敗北を喫すも積極的に攻め続けた越川=後楽園ホールで(佐藤亮撮影)

  • 力強さで相手を圧倒し最後を彩った濱崎=後楽園ホールで(須部楓撮影)

敗北…しかし敢闘、次につなげる一戦

[ボクシング部]第65回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦(2012年05月27日 02時02分)

 第65回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦が5月27日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒 大4―5日 大☆
【LF】田中亮明●(9)ポイント(14)○柏崎刀翔
【F】林田翔太○(17)ポイント(2)●中山和紀
【B】渡部哲也○(12)ポイント(3)●木本盛宝
【B】奈良楓也●(10)ポイント(11)○菅原 洋
【L】藤田 大●(7)ポイント(13)○戸田健樹
【L】坂口堅人○(14)ポイント(10)●中山賢人
【LW】高田侑典●失格○高橋雄大
【W】越川孝紀●(5)ポイント(6)○皆川直輝
【M】濱崎良太○RSC●岡田良綱

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略
※()内数字はポイント数

 第2試合、フライ級・林田は終始軽いフットワークで応戦。相手のパンチをかわしつつ距離を取り、ジャブを繰り出してポイントを重ね大差で勝利した。以降取っては取り返される混戦となり、3―4で迎えたウェルター級・越川。序盤から積極的に攻め、ストレートを打ち合う激しい展開へ。接戦となったが終盤続け様に受けた攻撃が響き、僅差でポイント負けを喫した。これにより敗戦が決まったが、最終戦バンダム級・濱崎はスピード感ある力強い姿勢で相手を圧倒。数回に渡るダウンの奪取で、RSC勝ちを収めた。敗北こそしたが各選手が敢闘し、次戦へつながる一戦となった。

◆林田太郎コーチ
「(今日は)相手は体で押し密着して打つのが上手い。不利な体勢に持ってかれた。基本的に組み合っている時間が長いのでその時に何ができるかが勝敗の鍵。日々の練習から取り入れていかなければ。林田翔はカウンターも焦らずよかった。RSCを取れなかったのが残念。越川はやろうとしたことはできた。総合的には勝っていた。勝っても負けても反省点はある。そこに終わりはない」

◆越川孝紀主将(経4)
「(今日は)勝ちたい試合だった。チームとしては、負けたけれど僅差での敗北が多かったから後もう踏ん張りできたらよかった。個人的にはやろうとしたことはできた。それでも負けてしまったのはどこかできていない所があったから。見直したい。(次戦は)最後まであきらめず、みんなで勝ちに行きたい。相手が東農大だからより勝ちたいと思う」

◆濱崎良太(禅4)
「(今日は)前回怪我をしてしまったのでチームの迷惑にならないようにと慎重になりすぎた。監督からボディを打つこと、くっついて行くことを指示されていて、そこは見極めることができた。チーム敗北の悔しさいっぱいで試合を迎えたが上がった途端に冷静になることができた。(次戦は)チームで勝つことが目標。個人の結果は後から付いて来る」

◆林田翔太(経2)
「(今日は)ジャブが当たっていたし勝ちの手応えがあった。ジャブを打っていくことが作戦だったからそこはよくできたと思う。監督には決めていけ、と言われていたが決めることができなかった。残念。 チーム全体がベストを尽くしたと思う。負けたのは悔しいが、とても良い雰囲気だった。(次戦は)自分のボクシングができるようにしたい」

 なお、対東農大戦は6月9日、後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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