陸上部新入生特集 Vol.4

[陸上競技部]2012年度陸上部新入生特集(2012年05月07日 23時47分)

 昨年度は「原点と努力」をテーマに活動してきた陸上部。今年のテーマは、「原点と無」。気持ちを新たにスタートを切った陸上部に、この春、強力な新入生が駒大の門を叩いた。新たなフィールドに立った13人の新入生に、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。最終回を迎える第4回目は、其田健也選手、三浦拓也選手、井上拳太朗選手、高月智生選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『悔しい思いをしないためにも、しっかり自分としての土台を作りたい』
    ―其田健也選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強い学校で強くなりたかったから
「目標とする人は?」―窪田選手(経3)
「大学での意気込みは?」―練習をしっかりと積み、三大駅伝に出て区間賞を取りたい

―駒大陸上部に入部するきっかけに「強い学校で強くなりたかったから」とありますが、「強い」とはどういう強さですか?
其田健也(以下、其田) 一人が強いんじゃなくて、やっぱり10人全員が強いし、強い選手がいるっていうのが強いチームかなと思います。エースだけが強いといういうわけではなく、どの選手も強い中に自分も入りたいという思いがあって、それに該当してるのが駒大だったなと思っています。
―チーム、監督の印象は?
其田 私生活からしっかりしていますね。挨拶とか、先輩に対する行動や、先輩に対する態度っていうのが、今までみたことないなというぐらいしっかりしていたので、そこもやっぱり駒大が強い理由だと感じました。
―監督についてですが、「厳しいけど一人ひとりを見てくれている」とありますが、何か監督から言われた言葉はありますか?
其田 今自分はけがをして入ってきたのですが、やっぱり一人ひとりけが人に対しても、メニューとかしっかり教えてくださるので、そういった部分でも一人ひとりに目を向けてくださっている部分もあって、すごく周りをみてくれているなと感じました。
―ライバルは同学年の選手とありますが、全員ですか?
其田 そうですね。駒大だけではなくて、他大の選手にも負けられないなと思っています。
―メンタルは強いですか?
其田 自分で言うのも何なんですが、そうですね、強いと思います。というか思いたいです!負けず嫌いですね。
―目標にしている選手に窪田忍選手とありますがなぜですか?
其田 テレビで見てて、すごく強い選手だなと思って。ただタイムだけが早いという選手ではなくて、駅伝などでしっかり安定した結果を残しているというのがすごい尊敬できるなと思います。
―陸上を始めたきっかけは何ですか?
其田 中学校までサッカーをやっていたのですが、サッカー部だったのに学校で全国の駅伝に出場して、1区で2番という結果を取ってしまい(笑)そこから陸上楽しいなと思うようになって、サッカーと迷ったのですが、こっち(陸上)の道に進みました。
―座右の銘は何ですか?
其田 「感謝」です。高校で、感謝ということを教えられて、実際ここに来たのも先生のつながりもあって、監督とのつながりもありますし、親がお金だしてくれたっていうのもあるので、そういう基本的なところを忘れちゃいけないなと思って、「感謝」にしました。
―高校の時に印象に残っている大会はありますか?
其田 最後のチームでやる全国高校駅伝で、5番だったんですけど、自分はキャプテンで1区を走ったのですが、4番で、結構先頭と離されてしまって、それが一番悔しかったかなと思います。
―大学での意気込みを教えてください。
其田 練習をしっかり積んで、三大駅伝に出て、区間賞を取りたいです。
―この一年を通してここを見て欲しいという点はありますか?
其田 諦めないところや、強い気持ち、姿勢を見てほしいです
―4年間でどのような選手になりたいですか?
其田 安定した選手になりたいと思っています。しっかり結果を残せる選手になりたいです。
―具体的なタイムや目標はありますか?
其田 5000mでは13分40秒前半は出したいし、10000mは28分の1ケタは出したいと思っています。

◆其田健也(そのた・けんや)
経営学部経営学科1年
青森山田高(青森)を経て入学
5000mベスト 13:55:86
座右の銘「感謝」




『最後まで諦めない。意地で粘れる選手に』
    ―三浦拓也選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―駒大は他の大学と比べて一番強いチームだと思ったから
「目標とする人は?」―千葉選手(経4)
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝に出られるように、練習をしっかり積んで記録会で好タイムを出したい

―駒大を選んだきっかけに、「駒大は他の大学と比べて一番強いチームだと思ったから」とありますが、なぜ駒大が強いチームだと思いましたか?
三浦拓也(以下、三浦) 自分が中学生の時、駒大が四連覇したのを見て、強いなと思いました。あと、OBの方も多く実業団でも活躍されているので。
―チーム、監督の印象はどうですか?
三浦 あいさつがしっかりしているな、と思いました。監督は、厳しいと聞いていたのですが、選手一人ひとりのことをしっかり見ているなと感じましたね。夏合宿に全員参加させてくれるのも駒大だけなので。
―憧れの選手に千葉選手とありますが、なぜですか?
三浦 箱根の6区の山下りの走りを見て、すごいな、と思ったからです。
―ライバルだと思う選手は誰ですか?
三浦 一年生全員ですね。競い合う関係ですし、今はタイム差があるけれど、駒大の練習は伸びると聞いているので、これから競い合うのが楽しみです。
―座右の銘は?
三浦 「初心の気持ちを忘れずに」です。高校1年生の時は緊張感もあってタイムが伸びることが多かったのですが、2、3年になるに従って、緊張感がなくなってタイムの伸びもなくなってしまって。その時に、初心を忘れてはいけないな、と思いましたね。
―高校と大学の練習の違いはありますか?
三浦 まず時間です。練習時間が高校の時の倍です。あとは、ジョグが長い。結構苦しいです。
―4年間でどんな選手になりたいですか?
三浦 速いだけではなく、強い選手になりたいです。気持ちを強く持っていたいです。
―まず、1年目の目標は?
三浦 5000mで13分台を出すことです。1年目は自分の育成の年だと思っているので、けがをしないようにしたいです。
―アピールポイントは?
三浦 粘りがあるところですかね。最後まで諦めたくないので、意地で粘ります。

◆三浦拓也(みうら・たくや)
文学部社会学科1年
島田高(静岡)を経て入学
5000mベスト 14:43:63
座右の銘「初心の気持ちを忘れずに」



『感謝の気持ちを忘れずに、頑張りたい』
    ―井上拳太朗選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―高校時代の顧問の先生の勧め
「目標とする人は?」―前田和浩さん(九電工)
「大学での意気込みは?」―感謝の気持ちを忘れず、頑張ります

―駒大に入ったきっかけは何ですか?
井上拳太朗(以下、井上) 最初は大学に行こうとは考えていませんでした。そもそも陸上を続けていこうとも考えていなかったです。でも、顧問の先生が、駒大を推してくれて。
―チーム、監督の印象は?
井上 厳しいという印象ですね。監督はオーラが厳しいと感じました。
―目標にしている人は誰ですか?
井上 前田和浩さん(九電工)です。同じ佐賀出身で、自分が中学生の頃からトップで活躍している姿を見て、自分もこういう風な人になりたいなと思いました。
―ライバルだと思う選手は誰ですか?
井上 江頭です。(明治大学1年江頭祐輔選手)
―なぜですか?
井上 中学、高校と記録会などで戦ってきて、同じ佐賀出身だし、競える相手だからです。
―座右の銘は何ですか?
井上 「初心を忘れない」です。
―なぜですか?
井上 中学の時、1年では走るのがビリだったんですけど、3年でトップになれて、あまり強くなくても熱心にやれば、上に行けるんだと実感して。その時の初々しい気持ちを忘れないように頑張ろうと思っているからです。
―自分の見て欲しいところは?
井上 スタートダッシュの位置どりです。具体的にいうとレースの変化に対応できるかというところです。
―4年間でどのような選手になりたいですか?
井上 今まで支えたくれた人に感謝をして器が大きい人になりたいです。
―1年目の目標は?
井上 大学生活、駒澤陸上部に早く慣れたいです。
ー大学での意気込みをお願いします
井上 感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。

◆井上拳太朗(いのうえ・けんたろう)
経済学部現代応用経済学科1年
鳥栖工業高(佐賀)を経て入学
5000mベスト 14:29:37
座右の銘「初心を忘れない」




『箱根を走って今までお世話になった人に走りで恩返しをしたい』
    ―高月智生選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―大八木監督に来いと言われたから
「目標とする人は?」―撹上選手(経4)
「大学での意気込みは?」―けがをしないで練習を積みたい

―高月選手は駒高出身ですが、駒高からみた駒大はどうですか?
高月智生(以下、高月) やっぱりメリハリが違いますね。
―駒大に入ったきっかけが大八木監督に来いと言われたからとありますが、いつぐらいに?
高月 高校2年の夏くらいに監督から言われましたね。
―チーム、監督の印象は?
高月 チームは、強い選手がたくさんいるという印象で、監督は、厳しそうだと思いましたが、チーム全体を見ているな、という印象ですね。
―目標にしている選手に撹上選手とありますが、なぜですか?
高月 持ちタイムはもともと速い方ではないけれど、今は主将という立場でチームを引っ張っているということですね。
―ライバルだと思う選手は誰ですか?
高月 同学年の選手ですね。
―具体的には?
高月 其田、小山ですかね。
―座右の銘は何ですか?
高月 「初心の気持ちを忘れずに」ですね。
―いつからこの言葉が座右の銘になったんですか?
高月 中学のころから意識はしていましたね。やっぱり、辛くなった時は、初心を思い出して、それを忘れずにいないとな、と思いました。
―アピールポイントはありますか?
高月 ロング走に強い。長い距離が得意ということです。
―大学で出たいレースはありますか?
高月 箱根駅伝ですね。
―出るとしたら、どこを走りたいですか?
高月 一番テレビに映るアンカーですね(笑)走れるならどこでもいいです。
―4年間でどのような選手になりたいですか?
高月 強い選手。大会で絶対はずさない選手になりたいです。
―まず1年目は?
高月 けがをしないようにしたい。5000mで14分を切りたいです。

◆高月智生(たかつき・ちたか)
経済学部商学科1年
駒澤大学高(東京)を経て入学
5000mベスト 14:24:89
座右の銘「初心の気持ちを忘れずに」









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