陸上部新入生特集 Vol.3

[陸上競技部]2012年度陸上部新入生特集(2012年05月04日 23時59分)

 昨年度は「原点と努力」をテーマに活動してきた陸上部。今年のテーマは、「原点と無」。気持ちを新たにスタートを切った陸上部に、この春、強力な新入生が駒大の門を叩いた。新たなフィールドに立った13人の新入生に、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第3回目は、馬場翔大選手、坪天潮選手、二岡康平選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『持ち味を生かした選手になりたい』
    ―馬場翔大選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―箱根の優勝メンバーに入りたいので
「目標とする人は?」―窪田選手(経3)
「大学での意気込みは?」―故障せず、練習して自己ベストを更新したい

―駒大に入ったきっかけは何ですか?
馬場翔大(以下、馬場) 箱根の優勝メンバーに入りたいので。
―1年生からメンバーに入ることを狙っているということですか?
馬場 はい。
―陸上を始めたきっかけは?
馬場 きっかけというきっかけはないんですが、気付いたら走っていました。家族でマラソンなどに保育園のころから参加していましたね。姉が中学で陸上を始めて、その影響も受けて小学校3年生くらいからクラブに入ってしっかりと練習を始めました。
―チームの印象、雰囲気はどうですか?
馬場 まだ入って数日なんですけど優しい先輩たちがいて、これから充実した生活ができるんだろうな、と思いました。
―集団生活には抵抗はないですか?
馬場 高校も寮に入っていたので抵抗はないです。寮生活は高校3年生のときは比較的自由でまた一番年下になるんでこれからきつい生活が始まるのかな、とは思いますね。
―目標、尊敬している人は?
馬場 窪田さんです。
―具体的にどういうところですか?
馬場 やっぱり自分を持っているところです。我が強くないとあそこまで強くなれないと思うので。走りのスタイルも高い位置で安定しているので、それを本当に尊敬してます。
―ライバルは誰ですか?
馬場 同学年の選手です。今はみんなが同じスタートラインに立っているので、全員がライバルかな、と。
―自分の性格は?
馬場 よく言われるのはマイペースです。
―4年間の目標は?
馬場 駒大陸上部に入ったからには駅伝に出たいです。大きい目標です。
―自分の走りで見て欲しいところはありますか?
馬場 持ち味が粘りのある走りなので、しっかりと離れずにどこへでもついていく走りを見てもらいたいです。スピードがみんなに劣るのでロングスパートで頑張らないと。
―1年目の目標は?
馬場 とにかく故障せずにしっかり走って自己ベスト、自分の持ってる力を引き出せる試合をしたいです。
―4年間でどのような選手になりたいですか?
馬場 持ち味を生かした走りをしたいし、地元の人や親にいい報告ができるようになりたいです。

◆馬場翔大(ばば・しょうた)
経済学部商学科1年
倉敷高(岡山)を経て入学
5000mベスト 14:25:71
座右の銘「誰にも負けない強い気持ち」



『陸上だけでなく、学生としての生活も両立できる選手になりたい』
    ―坪天潮選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強い先輩方の中で強くなりたいから
「目標とする人は?」―窪田選手(経3)
「大学での意気込みは?」―安定した結果を残せる選手になりたい

―監督や練習の印象は?
坪天潮(以下、坪) やはり厳しいです。やるからには厳しい環境でやらなきゃいけないなと思っていたので、厳しくても嫌だなとは思っていません。自分で選んで入ってきたので受け入れて頑張っていきたいです。
―先輩とはどうですか?
坪 厳しい先輩もいますが、それも自分のためになるし、今後のためにもいい環境かなと思います。
―先輩の練習を見てすごいなと思いますか?
坪 はい。練習に対する姿勢がとてもすごくて、そこは自分も見習っていかなければいけないな、と思います。
―目標にしている窪田選手の具体的にすごいと思うところは?
坪 自分は波があることがあったんですが、窪田さんは毎回いい結果で終わっていて、あまりブレがないのでそういう風になっていけないと駅伝で使っていただけないと思いました。トップレベルで安定した結果を残しているところがすごく尊敬できます。
―ライバルは誰ですか?
坪 駒澤大学の新入生全員ですね。負けたくないです。
―先輩はどうですか?
坪 いえ、まだそこまでは。一年に勝たないと、先輩には勝てないので。土台を固めてから目指すところへ行きたいと思っているので。
―座右の銘は?
坪 走った距離は裏切らないです。たしか野口みずきさんが言っていた気がするんですが。ほんとにそうだな、と思ったのでこれにしました。練習は継続しないと力にならないので。
―練習していてつらい、やめたいと思ったことはありますか?
坪 そこまではないです。やりたくてやっていることなので、辛いのに続けている、となると本質が変わってきてしまうので。好きだからこそ続けられるという感じですね。
―自分の走りで見てほしいところはありますか?
坪 持ちタイムが新入生の中で一番遅いけれど、そこから順位やタイムが上がっていくところを見てほしいです。
―高校と駒大に来てからとの違いはありますか?
坪 練習量が増えたことと先輩へのあいさつ、礼儀が高校よりしっかりするようになりました。これを続けていきたいです。中高は練習や決定権が主に先生にありましたが、大学では選手が主体になっていて雰囲気が違う感じがします。
―1年目の目標は?
坪 練習をやっても壊れないような足をつくることです。

◆坪 天潮(つぼ・てしお)
文学部地理学科1年
一関学院高(岩手)を経て入学
5000mベスト 15:00:32
座右の銘「走った距離は裏切らない」



『安定して走れる選手に』
    ―二岡康平選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強い選手に憧れ、自分もそんな選手になりたいと思ったから
「目標とする人は?」―窪田選手(経3)
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝を走る

―駒大に入ったきっかけは何ですか?
二岡康平(以下、二岡) 駒大の強い選手に憧れて、自分もそんな選手になりたいと思ったからですね。
―目標にしている選手は誰ですか?
二岡 窪田さんです。
―なぜですか?
二岡 どんな大会でも、安定した走りをしているなと思うからです。 
―チームの印象は?
二岡 とてもしまりがあって、緊張感がありますね。
―監督の印象は?
二岡 厳しい方だと思いました。監督の話を聞いていて、選手に対してしっかりしているな、とも思いました。
―ライバルだと思う選手は誰ですか?
二岡 同学年の選手です。
―特に誰ですか?
二岡 金森ですかね。自己ベストが、自分と同じくらいなので。
―座右の銘は?
二岡 『努力無限』です。高校3年の時、故障しがちだったのですが、練習できなくても補強できることをやっていたら、12月の記録会でベスト更新ができて。やることやれば、しっかりできると感じたので。
―アピールポイントはありますか?
二岡 粘りのある走りです。きつい時でも粘ります。
―1年目の目標を教えてください
二岡 タイムで言うと、5000mでは14分20を切ることと、10000mで29分50秒台を出すことですね。
―4年間の目標は?
二岡 試合で外さないようにしたいです。安定して結果を出せる選手になりたい。調子が悪くても、それなりの走りができるようになりたいです。

◆二岡康平(ふたおか・こうへい)
文学部歴史学科1年
鳥取中央育英高(鳥取)を経て入学
5000mベスト 14:39:27
座右の銘「努力無限」

次回は5月7日(月)、最終回は4名の新入生を紹介する予定です。お楽しみに!

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