• 11回、決勝点となるスクイズを許し沈むバッテリー=神宮球場で(丸山翔太撮影)

  • 9回、同点の内野安打を放つ下川(池田 初撮影)

初陣飾れず、16安打も拙攻に泣く

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対亜大1回戦(2012年04月01日 18時50分)

 東都大学硬式野球1部春季リーグ対亜大1回戦が4月1日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大 200 030 000 02 7
駒 大 210 000 002 00 5

      打安点
(4)小 林 520
(7)斎 藤 610
(8)中 谷 530
(6)白 崎 621
(9)江 越 411
DH福 山 521
PR松 本 000
HD加藤大 000
(2)戸 柱 600
(3)柳 原 320
PR砂 川 000
3 古 市 100
(5)下 川 632
     計47165

▽二塁打=小林2、白崎
▽三塁打=江越

    回 打安責
●井 口11 49103

 先発・井口拓皓(経4)は初回に2点を奪われるが、その裏すぐに白崎浩之(法4)、江越大賀(法2)の適時打で同点に。続く2回、下川知弥(市2)の右前適時打で逆転に成功する。しかし5回には四球と連打を浴び3点を失う。2点を追う9回、福山亮(経2)の左前適時打、下川の内野安打で同点とし、延長戦へ。11回、先頭を安打と中堅・中谷泰周(市4)の失策で三塁に進めるとスクイズを決められ、続く打者に本塁打を許してしまう。打線は16安打を放つがあと1本がでず、開幕を白星で飾ることができなかった。

◆西村 亮監督
「(初の公式戦は)緊張した。守備のミスの余分な点がこういう結果になった。(井口は点差があっても)他に変えるより井口で緊張感を持たせて抑えることを期待した。(打線は)意外と打っていたが点につながらなかった。(初采配は)勝ててないので。まずは1つ勝てるようにしたい。(久しぶりのユニフォームは)緊張感があって気を許せない。(東浜は)立ち上がりを攻められたのはうちの成長だと思う」

◆小林勇登主将(経4)
「(今日は)自分としては初回のフライを落としてしまったところでもう。(16安打で5点は)効率が悪い。(失策4つは)まずい。(東浜対策は)去年も戦ってるんで、力まずに行こうというだけ。(9回2死満塁の場面では)決めきれないところがまだまだ。(チームの雰囲気は)悪くない。(開幕戦に向け)思い切って自分たちのプレーをしようと。(明日は)2戦目絶対大事なんで絶対勝てるように頑張る」

◆井口拓皓
「(今日は)野手があれだけ打ってくれた。でも負けるのはピッチャーの責任。(9回に追いついたが)頼もしい。前まではあっさり終わってたが追いついたのは打線に底力がある。(11回のスクイズは)戸柱とも話し合ってあるからって言っていて、あの場面で出て防げなかった。(明日は)チームの雰囲気も悪くない。バッテイングの調子もいいし、後半行く準備して、勝ちましょう」

◆中谷泰周
「(今日は)接戦だったから取りたかった。(開幕戦だったが)緊張よりも楽しみな気持ちの方が大きかった。(3安打だったが)チャンスで打てなかった。明日以降はチャンスでも打てるようにしたい。(3番として)チャンスで1本、自分でもメイクしていきたい。結果として打点、ヒットが出たらいい。(明日は)打線は調子がいいから、勝って3戦目につなげる。(今季の目標は)優勝して首位打者狙う」

◆下川知弥
「(今日は)今日まで頑張ってきて、負けはしたけど明日につながる試合だった。(開幕スタメンは)緊張した。(サードの練習は)新チームになってからはずっと。(9回の打席は)監督に思いっきり楽しんで来いと言われたので、ただもう振るだけだった。(打ったのは)ストレート。(手応えは)良かったです。会心の当たり。(明日は)絶対に勝って3戦目につなげたい」

 なお、次戦・対亜大2回戦は4月2日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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