• フルセットの末に敗れ、肩を落とす加藤悠=駒沢屋内球技場で(橋本圭史撮影)

  • 相手の厳しい攻撃にも、粘り強く食らいついた佐藤

粘りむなしく敗退。2011年に幕

[卓球部]第5回関東学生卓球チームカップ(2011年12月16日 02時50分)

 第5回関東学生卓球チームカップが12月15日、駒沢屋内球技場で行われた。結果(駒大のみ)は以下の通り。

男子Aブロック

【第4回戦】

☆駒 大A3―1日 大C
○鈴木大地(営1)3―1奥田●
○加藤悠二(商2)3―1平田●
○佐藤 究(経2)3―0松岡●

駒 大C1―3早 大A☆
○中村祥吾(法1)3―2板倉●
●小島 渡(国1)0―3岩崎○
●関本 健(営2)0―3矢野○
●中村祥2―3岩崎○

駒 大E0―3大正大A☆
●川合田尚人(経1)2―3飯野○
●中村謙吾(法1)2―3会田○
●刑部康生(英1)0―3ニエ○


【第5回戦】

駒 大A1―3専 大A☆
●鈴木1―3王○
●加藤悠1―3久住○
○佐藤3―2田中●
●加藤悠2―3王○


 第5回チームカップ・Aブロックの予選が行われ、駒大からは7チームが出場した。唯一5回戦へと勝ち上がったAチームは、トップの2人が相手の攻撃に翻弄され、思いどおりの試合ができずに敗退する中、3番手・佐藤が秋季リーグ戦1部の殊勲賞の選手相手に粘りを見せる。相手の厳しいコースを突いた返球にも1球1球粘り強く食らいつき、最後には激しいラリー戦を制して勝利。ここから流れをつかみたいところだったが、続く加藤悠が留学生選手の鋭い決め球に対応しきれず、フルセットの末敗れ、ランク入りを逃した。これで今大会に幕を閉じ、年内最後の試合を終えた。


◆長崎隆志監督
「(今日は)もっとできるなと思ってしまう。相手もそんなに強くないのに、こっちからミスしてしまって。でも、早大Aにもいい試合していたし、勝ちきるのは難しいけど、ほんとに紙一重だった。みんながこれをきっかけに気持ちを切り替えてくれたら。(今年は)インカレは8に入れて、秋は2部だけど勝てたのはチームとしてはいい経験になったと思う」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)究が格上に勝って、悠二は熱があるなか2点使いなど、Aチームはよくやってくれた。(自身は)ふがいない試合をしてしまった。主将としてもっと自覚を持たないと。(今年は)目標の予選通過を全日本以外達成できて、東京選手権のシングルにも出られて、少しは成長できたとは思う。(来季は)リーグ戦優勝に向けてチーム力を高めて、技術をのばしていきたい」

◆加藤悠二
「(今日は)思い切ったプレーが出来なくて、全然動けなかった。相手に打たせるかたちにしか持っていけなくて、自分から攻めてもミスをしてもったいなかった。でも(佐藤)究が勝ってくれて、力の差はそんなにないと思った。(今年は)春で落ちたけど、インカレ、秋と昇り調子で来たから、来年はスタートからエンジンをかけていきたい」

◆佐藤 究
「(今日は)最後の相手は強かったが、惜しかった。(自身は)今年情けない試合が多くて、勝ちという結果にこだわっていたからその意味では良かった。けど内容では納得していない。(今年は)春からダブルスも入り単複2本で出ることの重荷を知った。この1年全く期待に応えられなかったし、納得いかない。年明けから気を引き締めて来年の試合に挑む」

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