• 試合後、観客席に向けて挨拶する駒大=川崎球場で(森下和貴撮影)

  • 果敢なランで貢献した佐藤#4

  • 引退する4年生は、チームを支えた

シーソーゲーム敗れ、入替戦進めず

[アメリカンフットボール部]2011年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ(2011年11月27日 01時13分)

 2011年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ2部Aブロック、対学習院大戦が11月26日(土)、川崎球場で行われた。結果は以下の通り。

駒 大27-31学習院大☆
1Q(7-7)
2Q(14-7)
3Q(3-7)
4Q(3-10)

 
 1Q序盤#45片江祐介が止めるも相手に先制を許す。その直後#15戸谷翔麻から#89伊津野文人へのパス攻撃で同点。続く2Qでは#4佐藤礼文がランプレーで65ヤード疾走。その後#22神田龍斗がタッチダウンなどで攻める。一進一退で迎えた4Q。#56近藤圭介のフィールドゴールで逆転するが、終了間際残り47秒でタッチダウンを決められてしまい敗戦。リーグ4位で終わり、念願の1部昇格を逃がした。

◆新倉晴彦監督
「ファンブルがなければ、ランプレーの理想なプレーだった。(今シーズンは)フィジカル不足だった。そこをつけないと1部にはいけない。負けた試合は反則やターンオーバーが原因だった。個人意識だと思う。4年生はケガもなく全試合に出てくれてよかった。フィジカルとリクルーティングを課題に来シーズンやりたい」

◆佐久間広樹主将(経4)
「(今日は)ディフェンスで止められなかった。オフェンスでもインターセプトがあったのを防げなかった。いい時はいいが、悪い時は悪いというムラのあるチームである意味おもしろかった。社会人でもアメフトをやるので4年間のうちにできることはできた。3年生には今回の反省を活かして、来シーズンは昇格して欲しい。個人的には反省はしているけど後悔はしていない」

◆片江祐介(G4)
「(今日は)この2週間このチームに勝つために頑張ってきた。ただ、いざ試合に負けると負けるべくして負けたと思う。(4年として今シーズンは)良いチームにするためにも4年としてやりたいようにプレーさせて、1、2年関係なく引っ張っていった。もっと、速くから取り組んでおけば良かったと思うことがあったので、これからは自分の経験を下級生に伝えていこうと思う」

◆北野雄紀(地4)
「今日の試合は結果がどうであれ、普段練習で言われていることを守ろうと思った。今シーズンは気がついたらオープン戦、合宿と1番早くすぎたし、4年生になって始めて試合に出られるようになったので意識も違った。しんどい時とか自分自身には負けないようにと思っていた。(後輩に向けて)最後まで諦めずに、1部に戻れるように頑張って欲しい」

◆大堀景敬(経4)
「(今日は)不本意だらけ。自分のやりたかったポジションでできなくて、チームに貢献できなかった。(一年間)後悔ばかり。任されたのがディフェンスリーダーだったが、けがも多かった。出し切れてない。申し訳ない。(後輩には)フィジカルリーダーをしていて、監督の求めているレベルに持って行けなかった。長年の課題なので、フィジカルレベルの向上をして欲しい」

◆佐藤礼文(仏2)
「とにかく必死だった。オフェンスは自分が稼ごうと思った。アベレージで稼げないから、一発で稼ぐ。来年の目標は1試合250ヤード、8試合で2000ヤード走れるように頑張りたい。4年の佐久間さん、片江さんらが抜けてしまうので、補いつつ、チームを盛り上げていきたい」

◆近藤圭介(営2)
「いい戦いだった。最初先制されたが、オフェンスが頑張ってくれた。フィールドゴールを決めて、勝ったかなと思ったがそれが悪かった。(今シーズン)シーズン通して試合に出ることができて、成長できた。3敗してしまったのはよくなかったし、いいシーズンとは言えない。先輩が抜けて、自分達が3年と上級生になるので、引っ張っていきたい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

アメリカンフットボール部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)