• 代表戦で奮闘した廣瀬=大阪市中央体育館で(松下恵大撮影)

  • 敗れはしたが、果敢に攻めた伊東

  • 関西大戦では熱戦を繰り広げた竹井

1年生が思い背負い健闘も3回戦敗退

[空手道部]第55回全日本大学空手道選手権大会(女子)(2011年11月21日 12時13分)

 第55回全日本大学空手道選手権大会が11月20日(日)、大阪市中央体育館で行われた。組手は2分6ポイント先取制のトーナメント方式。形はトーナメント形式・フラッグ制となる。結果は以下の通り。

【女子団体 組手の部】
3回戦
駒 大1─2関西大☆
先鋒▲竹井美都樹(経1)5-5
中堅○廣瀬まり(仏1)5-2
大将●伊東佑季(商1)2-5
代表戦●廣瀬2-4

【女子団体 形の部】
予選敗退
深作世里乃(G4)
宮崎絢子(商2)
氷川菜緒(地1)

 1年生3人で臨んだ団体組手では2回戦を圧巻の勝利で突破すると、迎えた3回戦。先鋒・竹井が5-5で引き分けると次鋒の廣瀬は上段突きを効果的に使い、勝利を収めた。続く大将・伊東が相手に終始リードされ敗れ、勝負の行方は代表戦へ。廣瀬は序盤こそリードするが、最後までその差を守り切れずに敗戦。涙をのむ結果となった。
 一方、1年ぶりの出場となった団体形では息の合った演技を披露した。結果5位と、男子と共に僅差で敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出とはならなかった。

◆新井智子監督
「ベストメンバーで臨んだ。負けに関しての試合は、技術はうちが強い。出せなかったわけではない。内容は悪くない。組手のメンバーは人、今日のアップや普段で選んだベストメンバー。1年生だが、高校時代に実践を積んできている。(4年生へ)結果が残せなかったのは残念。ゴールは友情ではない。どのようなことを4年間学んで、それを社会にでていかしていってほしい」

◆深作世里乃
「演技順が1番で気持ちが緊張していた。落ち着かないままだったので悔しい。(補欠を含め4人で今までやってきて、おもいっきりやれて楽しかった。帝京と流派が一緒。そこのいいところをまねする。基本力強い。そこを強化する。自分達の自己満足ではなく、点数が上がる形を研究。自分の課題を毎日持って、全日本のセンターコートに立つことを考えながら日々稽古に精進してほしい」

◆廣瀬まり
「引き分けになって自分に回ってきたが、準備ができないままコートに入った。ポイントの差を考えて稽古をしたことがなかったが、いろいろな場合を考えて稽古しないと日本一になれない。関東でも自分のミスが出てしまって、磨いてきたつもりだったが出しきれず。出ていない4年生の分もがんばろうと思っていた。課題はあるが、すぐに決められないので、帰ってからゆっくり決めていきたい」

◆竹井美都樹
「今日の試合を振り返って、納得いかなかった。自分の力不足だった。関東から今日まで、自分の形を崩さないように心がけた。今シーズンを振り返って、てっぺん取れなかったので悔しい。今年の悔しさを来年の嬉しさにしたい。来シーズンの目標は日本一。4年生に向けて、稽古のしやすい環境を作って下さって感謝したい」

◆伊東佑季
「勝つべきところで勝てなかった。冷静に試合展開を読めていれば勝てる相手だった。練習での成果を出しきれなかった。日本一になるために入学し、この大会に貢献するために練習してきた。自分は波があるため、安定した結果が出ていれば良かったと思う反省の1年だった。目標はただひとつ。日本一。日々稽古に精進したい。(4年生の引退は)寂しいけど、あとはもう自分たちが頑張るしかない」

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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