• 4年連続の決勝に挑む林田太=岐阜産業会館で(須部 楓撮影)

  • 3位入賞の表彰を受ける林田翔

  • 濱崎はオリンピック代表選手相手にも攻め続けた

決戦の舞台に!林田太、快記録に挑む

[ボクシング部]第81回全日本アマチュアボクシング選手権大会・4日目(2011年11月19日 20時29分)

 第81回全日本アマチュアボクシング選手権大会・4日目が11月19日、岐阜産業会館で行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級 準決勝】
林田太郎○(22)ポイント(10)●華井(東農大)

【フライ級 準決勝】
林田翔太●(7)ポイント(18)○須佐(自体校)

【バンタム級 準決勝】
清水 聡●(19)ポイント(24)○藤田(拓大)

【ミドル級 準決勝】
濱崎良太●(7)ポイント(20)○村田(東洋大学職員)

 ライトフライ級・林田太は序盤のジャブで流れをつかむ。1R後半には前へ前へと出て相手を攻め、押し切る形で勝利を勝ち取った。明日は決勝戦へと挑む。フライ級・林田翔は距離を取りけん制しつつボディを攻め、その後近距離で激しく打ち合う。途中膝を着き、乱打を受ける場面もあり結果は敗北。しかし、格上の相手に奮闘し3位という結果を収めた。ミドル級・濱崎はロンドン五輪代表が内定している相手に対し、2R残りの1分で追い上げ、相手のボディに強いパンチを打ち込んだ。後半では強烈な右ストレートを放ち、終始強気の姿勢で臨む姿を見せたが国体に続く優勝とはならなかった。

◆熊本道之コーチ
「(林田太は)まあまあ。そこそこ上手くやってたけど、まだ甘いとこがある。明日は1Rをとった方が勝つ。(林田翔は)サウスポーらしさが出てない。練習を一からやり直し。(濱崎は)結果は予想通り。頭を下げないようにして、パンチもボソボソ打つんじゃなくてもっと見栄えのするようなものを打たないと」

◆林田太郎(経4)
「(今日は)ジャブを中心に、上手く出来た。ジャブが上手く入ると全体が見えてきて。後は自然と体が反応して練習してきたことが出る。やらなきゃいけないことは出来たと思う。(明日は)今日と同じように、自分のやるべきことをしっかりやるようにしたい。1R目が勝負になる。がんがん前に出て行きたい」

◆濱崎良太(禅3)
「(今日は)オリンピック選手相手でも、プレッシャーも無く冷静に試合に臨むことはできた。手数を出していったけど、点数につながらなかった。まだまだ力が足りない。(1年を振り返って)ケガもして、優勝もして、最後に村田さんとやれて。いいことも悪いこともあった。(来年は)リーグ戦でも優勝して、村田さんを越えて行きたい」

◆林田翔太(経1)
「(今日は)格上の相手との対戦で、負けたらどうしようという変なプレッシャーが無い分、思い切り戦うことができた。(3位は)この結果が次につながればいい。次は1位を獲りたい。(1年を振り返って)出だしは悪かったが、大学生になった最初の年としては良いスタートになったと思う」

 なお、大会5日目は11月20日、岐阜産業会館で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR岐阜(ターミナル内)及び名鉄岐阜(新岐阜)乗り場より、「県庁」・「ふれあい福寿会館」行きに乗車「産業会館前」下車。

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