• 力の差を見せつけた濱崎=岐阜産業会館で

  • 苦しみながらも、全日本初勝利を挙げた林田翔

  • 積極的に攻め勝利した飛田

濱崎快勝!林田翔、飛田は明日激突へ

[ボクシング部]第81回全日本アマチュアボクシング選手権大会・2日目(2011年11月17日 19時22分)

 第81回全日本アマチュアボクシング選手権大会・2日目が11月17日、岐阜産業会館で行われた。結果は以下の通り。

【フライ級 1回戦】
林田翔太○(7)ポイント(5)●因 (平国大)
飛田貴大○(20)ポイント(8)●中原(法大)

【ミドル級 1回戦】
濱崎良太○棄権●竹迫(龍谷大)

 フライ級・林田翔は、序盤から距離を詰められ、体をぶつけ合う接近戦。後半には相手からの鋭い攻撃があったが、右ストレートなどで加点、ポイント勝ちした。同じくフライ級・飛田は、強いパンチを繰り出しながら前へ前へ攻め、3Rではストレートを顔面に叩き込み、ダウンを奪取。大差をつけ、勝利を収めた。これにより、明日の準々決勝で林田翔との激突が決まった。ミドル級・浜崎は、1R目は互いに少ない手数の中、ボディへの攻撃などを繰り出し応戦。2R目の序盤、右アッパーからダウンを奪うと、相手は棄権を表明、快勝で初戦を突破した。

◆熊本道之コーチ
「(林田翔は)出来が悪い。待って、ひっついて、の繰り返し。工夫が無い。自分からっていう積極性を感じない。(飛田は)2Rまではよかった。3R目からが良くない。ちゃんと打っていけばRSCが取れる試合だった。(濱崎は)手数が少なすぎる。本当なら1Rで終わっていた試合。相手はボディががら空きだったし、そこにしっかり打ち込まなきゃ」

◆濱崎良太(禅3)
「(今日は)自分も相手も手数少なかったから楽に距離は取れたけど、もっと手を出したかった。ダウンを取った時は、相手の攻撃をかわした時に右アッパーがボディに入って。狙ったとかじゃなかったから、自分でもびっくり。(明日は)日連推薦の選手が相手だし、明日も頑張りたい」

◆飛田貴大(経2)
「(今日は)足が全然使えず、攻撃が続けられなかった。当たったらもっと攻めていかないと。練習不足。コーチの声が聞こえて、それをやろうとするのにできない。ダウンは偶々。当たる感じはあったけど、まさかダウンが取れるなんて。(明日は)後悔しないように、全力でやるだけ」

◆林田翔太(経1)
「(今日は)気持ちは高ぶっていた。その分、空回りしてしまった。相手とくっついて離れられなくて、やりにくかった。全ラウンド全然打てなくて、自分のボクシングができなかった。2Rで同点だったから、3Rは頑張らなきゃと思ってやった。(明日は)全力でぶつかっていきたい」

 なお、大会3日目は11月18日、岐阜産業会館で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR岐阜(ターミナル内)及び名鉄岐阜(新岐阜)乗り場より、「県庁」・「ふれあい福寿会館」行きに乗車「産業会館前」下車。

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