• 延長10回に決勝の3点本塁打を放ち、ホームで向かい入れられる友滝=神宮球場で(池田初撮影)

  • 8回に同点の右越三塁打を放ち、三塁ベースで吠える嘉数

  • 延長10回を投げ、完投勝利を挙げた白崎勇(水出綾香撮影)

友滝が決めた!決勝弾で延長に終止符

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対日大1回戦(2011年10月18日 21時15分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対日大1回戦が10月18日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
           
駒 大 000 100 010 3 5
日 大 010 001 000 0 2

      打安点
(4)小 林 410
(8)嘉数駿 421
(6) 岡  510
(5)白崎浩 410
(7)友 滝 513
(2)戸 柱 521
(9)江 越 520
DH福 山 510
(3)増 本 300
PR柴 田 100
3 下 川 000
     計41115

▽二塁打=戸柱、小林、岡
▽三塁打=白崎浩、嘉数
▽本塁打=友滝

    回 打安責
○白崎勇10 3751

 先発・白崎勇気(営4)は2回に2本の長短打を浴び1点を失う。打線は4回2死二塁で戸柱恭孝(現3)が適時二塁打を放ち同点に追いつく。6回に四球で走者を許し、失策も絡み一時勝ち越されるが8回に小林勇登(経3)が二塁打で出塁すると、続く嘉数駿(政4)の右越適時三塁打で再び同点。10回には嘉数、岡将吾(法4)の連続安打で無死二・三塁の好機を作り、友滝健弘(政4)が左翼線に3点本塁打を放ち試合を決定付けた。投げては、白崎勇が10回2失点の好投で、チームは最終節初戦を白星で飾った。

◆小椋正博監督
「(今日は)1年生がチャンスを作ってくれて4年生が決めてくれた。(白崎勇は)良かった。白崎勇をどこで変えようかなと思ってたけど最後まで行ってもらった。紅白戦でも良かったから。(相手に)先取点を取られると厳しい。下の争いは優勝よりもきついから。これからは勝率になってくる。(8回は)うちはあまり動かさないが岡に懸けてみようとした」

◆岡 将吾主将
「(今日は)粘り強く最後まで行けた。それだけ。(延長戦を制したのは)最後まであきらめずに行った結果だと思う。(大事なところで一本出たが)本当に何もしてなかったんで。良かった。(打った球は)チェンジアップ。(嘉数は)本当にいいメイクをしてくれました。(チームは)下を向いている感じはないんで。前を向いていこうと。(明日は)最低限下に1部は残してやらないと。頑張ります」

◆嘉数 駿
「(8回の打席は)2対1の場面で回ってきて4年の意地と言うか打てて良かった。最後甘めに入ってきて捉えられて良かった。(白崎勇は)今シーズン調子が良くなかったが最後なんで必死に投げているのが伝わった。(友滝の打球は)行ったなと。いつも真面目で必死に取り組んでてああいう形になった。同じ4年として嬉しかった。(家族が来ていたが)最終シーズンなんで親の前で打てて良かった」

◆白崎勇気
「(今日は)友滝とか野手のみんなに感謝の一言。(久々の完投だったが)気持ちで乗りきった。(何度かピンチがあったが)粘ろうと気合いを入れて乗りきった。(先発は)4日前に監督室でいけるかと言われ、行けますと言った。(明日は)明日とらないと意味がない。勝てるように頑張るだけ」

◆友滝健弘
「(10回のHRは)チャンスでことごとく自分が潰してたんで、どんな形でも取ろう思った。(大学初HRの気持ちは)結構飛んだなとは思ったけどファールになるかと思って走っていた。(4年生として)やってきたことを信じて何があっても諦めず、がむしゃらにいこうと。(後輩たちには)来年も一部にいさせてあげたい。(明日は)4年生なんで、何があっても最後まで諦めずに頑張りたい」

 なお、次戦・対日大2回戦は10月19日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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