• 大差をつけて三連覇を成し遂げた林田太郎=上関町民体育館で(佐藤 亮撮影)

  • 快勝で初優勝を飾った濱崎

  • 一年生にして優勝を果たした林田翔太

快挙!国体の舞台で3階級制覇

[ボクシング部]おいでませ!山口国体・成年男子ボクシング競技(2011年10月10日 21時00分)

 おいでませ!山口国体・成年男子ボクシング競技が10月5日~10月10日の5日間にわたって、上関町民体育館で行われた。結果は以下の通り。

<優勝>
【LF】林田太郎(経4)
【F】林田翔太(経1)
【M】濱崎良太(禅3)

<3位入賞>
【LF】楠 朱貴(歴4)

<5位入賞>
【LF】星島義樹(国2)
【F】安納祐貴(経1)
【L】志渡澤和広(仏2)
【W】大内恭平(08年度卒)

 優勝が決まる大一番。ライトフライ級・林田太は、序盤から前へ出て相手のパンチを掻い潜り攻撃。ポイントを重ね、大差で勝利を収め3連覇を達成した。フライ級・林田翔は、隙を突いてボディーへのストレートなどを繰り出し応戦。接戦を制し、一年生にして優勝を飾った。ミドル級・濱崎は、開始直後から激しく攻める。1Rでダウンを奪い、直後にとどめの猛攻。2度のダウンで快勝を果たした。大会は林田太、越川、林田翔の千葉県が総合優勝。天皇杯を獲得した。駒大としても3階級制覇の快挙を達成した。

◆小山田裕二コーチ
「(今日は)打った後に止まる悪い癖が出た。もっと積極的に手を出していかないと。でも3連覇はすごい。1回でも王座を守るのは大変なのに。ほめてやりたい。林田翔は距離を保てたから勝てた。優勝を自信につなげて。濱崎はRSCはよかったが手足のバランスが悪い。踏み込んで打たなければ。(今大会は)全体的には不満足。この先柱になるべき選手が勝てなかった。3階級制覇は満足。(全日本は)強豪選手が出てくる。大切なのは強い気持ち」

◆林田太郎
「(今日は)負けられないという気持ちがとにかく強くて、自分のボクシングをやろうと思っていた。三人優勝も兄弟での優勝も嬉しい。天皇杯もとれたし、よかった。今回はしっかりと初心に戻り、自分自身でよく考えながら試合に臨んだ。目の前の試合にちゃんと向き合おうと思った。(全日本では)ただ強い心でぶつかっていくだけ」

◆楠 朱貴
「(今日は)前勝ったことのある相手だったから、負けたことが余計に悔しい。これで引退になるから、最後は楽しくやりたいと思っていた。決勝に進めれば太郎さんとの試合だった。やりたかった。(振り返って)ここまで来られたのも応援してくれた人や一緒に戦ってきた仲間たちみんなのお陰。感謝の気持ちしかない。ありがとうございました」

◆濱崎良太
「(今日は)とりあえず、とにかく嬉しい。だけどその嬉しさは後から来た。試合終了直後は、いつも通り。試合にはリーグ戦後半に出られなかった悔しさをぶつけた。ダウンを奪った後は相手がびびっているのがわかったから、早く終わらせようと思ってた。(全日本)世界に通じる選手が相手になる。自分がどれだけやれるか楽しみ」

◆林田翔太
「(今日は)先輩たちの足手まといにならないように、と思っていた。初優勝は嬉しい。プレッシャーは特に感じていなかった。試合の前も最中も、自分のボクシングをしっかりやろう、とだけ考えていた。ただ、同期が倒された相手だったから、やってやろう、という気持ちはあった。(全日本)良い結果を残せるよう、頑張りたい」

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