• トータル5勝目を挙げ、2部残留を決めた栗原=駒大テニスコートで(河田奈津子撮影)

  • 力強いプレーで勝利に貢献した寺嶌

  • 全員がリーグのメンバーとして活躍した4年生

実力見せつけ、固い勝利で2部残留!

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ[男子]2、3部入替戦・立教大戦(2011年09月25日 03時28分)

関東大学テニスリーグ[男子]2、3部入替戦・立教大戦が9月24日、駒大テニスコートにて行われた。結果は以下の通り。

トータル ☆駒 大7―2立教大
D1 ○ユウ・中野2(6-2、6-2)0田村・松沼●
D2 ●木村・松根0(3-6、6[4]-7)2大竹・佐久間○
D3 ○高瀬・寺嶌2(5-7、6-3、6-4)1高野・中澤●
S1 ○ユウシャンホン2(6-2、6-1)0松沼豊人●
S2 ○岩田拓也2(6-1、6-0)0田村賢人●
S3 ●木村翔大1(6-4、0-6、3-6)2大竹 徹○
S4 ○平畑賢伍2(6-3、6-1)0山崎絢史郎●
S5 ○坂口雄大2(6-0、6-2)0佐久間彰●
S6 ○栗原悠輔2(2-6、6-0、6-3)1中澤祐貴●
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント
D=ダブルス、S=シングルス

 4年生の最後の試合となる入替戦の相手は立教大学。ダブルスではD1ユウ・中野が息の合ったプレーで相手を圧倒し、ゲームを連取。勢いそのままに快勝した。D3高瀬・寺嶌は接戦の末にファーストセットを落とすが、勝負どころでのスマッシュが冴え、セカンドセットを奪うと続くファイナルセットも見事制し、勝利を挙げる。
 2勝1敗で迎えたシングルス。S6の栗原が序盤ミスを連発しファーストセットを落とすも、続くセカンドセットで安定したストロークでゲームを持ち直しファイナルセットまで持ち込んで、トータル5勝目を挙げると、この時点で駒大の勝利が確定。その後S1、S2も固く勝利を収め、2部残留を果たした。

◆江口淳一監督
「(2部残留は)良かった。しかし2部に上がってからずっと5、6位。上入替を狙っていたが、力が出し切れなかった。下級生も仕事をよくやってくれたがまだまだ。新しくスタートをきって上を目指していきたい。(4年生は)キャプテンの平畑中心に、(ユウ)シャンホンという強い柱が支えてくれた。リーグは残念だったがこの経験を糧にこれからの人生にいかしてくれれば」

◆平畑賢伍主将(商4)
「今までのテニス人生全てぶつけて終わろうという気持ちでやった。勝ててよかった。(2部残留は)上入れ替えを目指してやってきて、チーム一丸になってリーグに臨んだ。チーム全体でもミーティングも結構開いたり、苦しい1か月だった。(後輩へ)頑張っても大変。勝てなかったり、厳しいこともあると思うけど、駒澤の歴史や伝統を受け継いで欲しい。(駒大テニス部とは)やっぱり家族ですね」

◆ユウシャンホン(営4)
「最後の試合で前日緊張して眠れなかったが、いざコートに入ったら、自分がやりたいテニスができた。(リーグを振り返って)シングルスでは全日本ベスト8で、満足のいく結果になった。ダブルスでは、トータルで2勝しかできなかったので、少し心残り。(駒大テニス部とは)大事な仲間。日本に来てみんなと出会えて良かった。(後輩へ)3年生の代で波に乗って、1部に向けて頑張ってほしい」

◆岩田拓也(歴4)
「下の3本が決めてくれて、楽な状況で自分が勝利できて良かった。集中して悔いの残らないようにプレーしたくて、ただそれだけだった。(このリーグでは)ダブルスと、シングルスの上3本に初めて出させてもらえた。(後輩へ)もし全勝していたら、頑張れば結果は出るんだということを伝えたかった。頑張ることに意味はある。後悔しないようにやっていって欲しい。(駒大テニス部とは)家族」

◆木村翔大(経4)
「(今日は)残念。申し訳ない。今年は勝てなくて辛いリーグだった。こういう結果で勝ちは得られなかったが、みんなと戦えた時間は自分にとってかけがえのないもの。(苦しかったのは)やっぱり自分が勝てなかったこと。勝負の世界で勝ち負けはしょうがないが、やっぱり勝った方が楽しい。(駒大テニス部とは)チームは家族。(後輩へ)もちろん1部昇格。反面教師としてこうはならないように」

◆松根達也(営4)
「今日は本当に情けなかった。(このリーグは)みんなに申し訳ないの一言しかなかった。(4年間を通して)練習を地道に頑張った。努力することで、自信につながっていくということがわかった。(駒大テニス部とは)チームは家族だと思う。(後輩へ)努力して、自分たちの代よりももっといい結果を出して欲しい。期待してます」

◆高瀬啓介(法4)
「最初は少し緊張したが、自分的には平常心を保ってプレー出来たと思う。(4年間を振り返って)やめないで頑張ってきて良かった。毎日楽しい部活で、とてもいい仲間ができた。(後輩へ)僕みたいな選手になってください」

◆中野弘基(商3)
「今日はシャンホンさんに勝たせたいという気持ちで集中した。(リーグを振り返って)今まで、ダブルスで(勝ち点を)取れていたので正直インカレでももっと勝ちに行けると思っていた。しかし実際は厳しく、2勝しかできなかったので反省。(今後の目標)リーグ戦では、ダブルスで落としてもシングルスで勝負をかけるというかたちだったが、もっと強化してシングルスにつなげていきたい」

◆寺嶌祐希(経3)
「(今日は)勝てて良かった。みんなの応援が力になった。(リーグを振り返って)負けてばっかりだったので、最後くらい勝ちたいと思っていた。これまでのリーグは栗原のおかげというのもあると思う。(4年生は引退だが)4年生がいなくなるのは寂しい。来年、先輩たちの代を超えられるように頑張っていきたい」

◆栗原悠輔(経2)
「負けられない試合で緊張した。ファーストセットは緊張で身体が動かず相手のリズムについていけなかったが、セカンドセットから思い切ってやれた。4年生がいるから絶対に大丈夫だという信頼を持っていた。(チームの勝利が確定した瞬間は)ほっとした。とりあえず安心だと。(リーグは)初めてだったが、勝てた試合があって良かった。(引退する4年生には)2年間ありがとうございました」

◆坂口雄大(市2)
「最初の入りは完璧だった。自分のリズムで試合を運べたが、セカンドセットの3ー0から、弱気になりゲームを取られてしまった。そこで攻めきりたかったが、勝ってよかった。4年生に恩返しできたかなと。(4年生の引退は)2年間過ごしてきていろんなことを教わった。やらかした時は叱ってくれたいい先輩。今年の目標が1部昇格だったが、来年こそ1部目指して、4年生の分も頑張りたい」

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