• 最後のインカレで単複共に好成績を収めたユウ=早大テニスコートで(河田奈津子撮影)

  • ダブルスで活躍を見せたインカレ初出場の中野

単複敗退も、最高成績で飾る

[硬式テニス部]全日本学生テニス選手権大会(2011年09月02日 17時48分)

 全日本学生テニス選手権大会【男子】6日目が9月2日、早大コートで行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス準々決勝>
●ユウシャンホン0(4―6、1―6)2笹井正樹(法大)○

<男子ダブルス3回戦>
●ユウ・中野0(2―6、2―6)2奥・長尾(日大・上武大)○
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 4強を懸けた男子シングルス準々決勝。序盤から一進一退のゲームの取り合いとなるも徐々にミスが目立ち始め、相手にファーストセットを奪われる。続くセカンドセットでは連戦の疲れから足の不調を訴え、途中メディカルチェックを受けるが、その後も本調子を取り戻せず。準決勝へと勝ち進むことは出来なかった。
 一方男子ダブルス3回戦に出場したユウ・中野は、春に敗戦している強豪相手と再戦。相手の強烈なサーブやボレーに押され、終始リズムを掴めずに敗れ、雪辱を果たすことは出来なかった。しかし単複共に過去最高成績を収め、今大会を終了した。

◆江口淳一監督
「シングルスは本人と似ている相手で辛かったと思う。連戦だったので足に違和感を感じてしまっていた。棄権せず最後までやれたが、気持ちが入らなくなってしまっていた。ダブルスは相手が仕上げてきていた。上武大の長尾はリーグで当たるので、油断せずいかなければいけない。(ユウ)シャンホンを中心によく結果を残してくれた。この結果をばねにリーグも1部昇格目指して頑張ってほしい」

◆ユウシャンホン(営4)
「(シングルスは)これまでの試合の疲れからケガをしてしまったが、やることはできたので、後悔はしていない。(ダブルスは)春に一度対戦した選手だったので、サービスにパワーのある選手だと分かっていたから、リターンをしっかり返すように意識したが難しかった。(最後のインカレは)今までで、一番いい成績だったので満足している。(リーグ戦に向けて)連勝していい形で引退を迎えたい」

◆中野弘基(商3)
「相手が予想以上に出来上がっていた。春にファイナルで負けた相手で、前回は2セット目から動けたが、今回は最初から動けるようにした。でもリターンを返してからの動きが良くなかった。(今回の結果は)関東が強いのは意識していた。ベスト16くらいだと思った。(リーグ戦に向けて)自分の仕事をしっかりやって、先輩たちのためにも上を目指していきたい」

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