• 攻め込むことができない中山=大阪府立体育館で(渡邉悠太撮影)

目標達成できず、無念の初戦敗退

[剣道部]第59回全日本学生剣道選手権大会(2011年07月03日 11時09分)

 第59回全日本学生剣道選手権大会が7月3日、大阪府立体育館で行われた。結果は以下の通り。

<1回戦>
●中山亮介(政3)0―1<面>坂口恭平(熊学大)○

 駒大から唯一出場した中山。初戦、上段の相手に隙をつかれ面を奪われると、その後も相手に押され、自分のペースをつかむことができない。取り返そうとするがチャンスを活かすことができず、一本負けで初戦敗退。去年の16強を越えることはできなかった。

◆中 清剛監督
「(今日は)相手が上段の構えで、準備不足が目立った。その情報を得られなかった私にも責任がある。(初戦敗退だが)もう一度0に戻ってやり直す。来年(中山は)最後だし奮起するチャンスだと考えている。(今後の課題は)試合に勝つために目的・目標をしっかり持って、今後も稽古を積むしかない」

◆中山亮介
「(今日は)上段の構えをとる選手が苦手なのに対策不足だった。一本を取られても、心の底から取り返そうとするハングリー精神が欠けていて、試合に取り組む姿勢に甘えがあった。(監督からアドバイスなどは)いつも通りの事をやれば勝てる。一本を大事にと言われた。(今後の課題は)稽古不足を痛感した。これから誰よりも練習に励みたい」

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