• 連敗を止め、初勝利を挙げた志渡澤=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)

  • 今季は主将としてチームを引っ張る林田

リーグ戦開幕、黒星付くが敢闘

[ボクシング部]第64回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦(2011年05月15日 02時21分)

 第64回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦が5月14日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒 大3―6拓 大☆
【LF】林田太郎(経4)○ポイント●嶋田 亨
【F】楠 朱貴(歴4)●ポイント○三須寛幸
【B】飛田貴大(経2)●ポイント○林 国孝
【B】渡部哲也(経2)●ポイント○藤田大和
【L】飯村一磨(法4)●ポイント○藤沢勝久
【L】志渡澤和宏(仏2)○ポイント●河村 尚
【LW】藤田 大(営3)●RSC○井上浩樹
【W】越川孝紀(経3)●ポイント○齋藤 晶
【M】濱崎良太(禅3)○ポイント●鳴海友基

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 ライトフライ級・林田は攻めてくる相手に対し冷静に対応。左右のボディブローを打ち込みながら後半は接近戦へ。最後まで落ち付いて対処し、勝ちを収めた。そのまま波に乗りたかったが、続く4戦を連続で落としてしまう。後の無い状況で迎えたライト級・志渡澤は序盤は距離を保ちながら、右のボディブローと左のストレートで試合を展開。中盤からは積極的に仕掛けて連敗を止めた。この勢いに乗りたい次戦のライトウェルター級・藤田は勢いよく攻める。しかし、相手の強烈な一撃を受けダウン。RSC負けを喫したため、チームの敗北が確定した。黒星こそ付いたが、強豪相手に敢闘し、確かな手応えを感じさせるリーグ戦スタートとなった。

◆平田文博監督
「(今日は)結果が逆でもおかしくなかった。飛田はいい経験になったと思う。藤田は以前勝った相手を代えられたのが痛かった。志渡澤は勝つ予定の選手。林田と濱崎は盤石なだけに、他で勝てるようにしたい。(今季は)去年より1つは多く勝ちたい。日大、拓大に割って入っていけたらいい。(次戦は)日大は勝てない相手ではない。策をねって勝ちに行きたい」

◆小山田裕二コーチ
「(今日は)思ったよりもよかった。競った試合が多かったので次につながる。林田はよかったが3Rがよくない。飛田も3Rに手が出ず、それで逆転された。濱崎はもっと上のレベルの意識を持つべき。(次戦は)リーグ戦はみんなで戦う気持ちが大切。やるべきことをしっかりやって勝つ、という意識が重要」

◆林田太郎主将
「(今日は)初戦の緊張も無く、いい感じだった。明白な勝利でよかった。(チームは)みんなの応援が一つになるとこんなに盛り上がって、接戦に持っていけるなんて。あと勝てるかどうかは気持ちの問題。(次戦は)また熱い試合をするので、応援よろしくおねがいします」

◆藤田 大
「(今日は)コンディションはよかった。初戦だったということもあって、力み過ぎてしまった。今まで練習してきたから、勝ちたかった。そういう気持ちで攻めた。(次戦は)キャプテンにしっかりついて行って、次は絶対に勝ちたい」

◆志渡澤和宏
「(今日は)調子はばっちりだった。1年前のリーグ戦で怪我して以来の試合。1Rは固かったが2R以降は試合が見えてきた。リズムよく出来て相手のパンチも見えた。大学でまだ1勝もしていなかったので、とにかく勝つという気持ちで臨んだ。(次戦は)出るからには勝ちたい」

 なお、対日大戦は5月28日、18:00頃後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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