• 1500mで堂々の2連覇を達成した油布=国立霞ヶ丘競技場で(花野友季子撮影)

  • 驚異のラストスパートで5位入賞を果たした岸本(野口理菜撮影)

  • 惜しくも決勝進出とはならなかった大谷

油布、貫禄の1500m連覇!岸本も入賞

[陸上競技部]第90回関東学生陸上競技対校選手権大会(2011年05月14日 20時11分)

 第90回関東学生陸上競技対校選手権大会1日目が5月14日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは1500mに岸本、油布、大谷が出場。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
※駒大は2部校

<1500m予選>
【1組】
1着 浅岡満憲(東農大) 3:50:54
2着 梅木侑介(流経大) 3:51:86
3着 鈴木優人(青学大) 3:52:18
6着 岸本朋紘(商2) 3:53:73=決勝進出

【2組】
1着 森口亜希人(創価大) 3:55:96
2着 宮川尚人(亜大) 3:56:12
3着 油布郁人(営2) 3:56:13=決勝進出

【3組】
1着 ジョン・マイナ(拓大) 3:52:13
2着 原田直樹(創価大) 3:54:16
3着 古屋広樹(東農大) 3:54:24
4着 大谷卓也(1) 3:54:24

<1500m決勝>
1着 油布郁人 3:48:27☆
2着 ジョン・マイナ 3:48:68
3着 梅木侑介 3:49:79
5着 岸本朋紘 3:52:63☆

※☆は自己ベスト

 1500mでは岸本、油布の2名が決勝に進出。油布はスタート直後、先頭に飛び出した拓大のマイナの後ろにつき、2人で先頭を引っ張る形でレースを展開。700m過ぎでややペースが落ち、一旦は3位まで下がるが、ラスト200mから切り替え、1500mで連覇を達成した。岸本も予選で接触のトラブルがあったが、決勝では自己ベストを更新し5位入賞を果たした。

◆大八木弘明監督
「油布は優勝できたことはよかったが、まだまだ物足りないレースだった。700mくらいで(留学生ランナーから)少し離れたし、その辺にまだ気の緩みがあるんじゃないかなと。もう少し我慢を身につけられたらいい。高いレベルで戦ってほしい選手なのでもっと上を目指して次もやってほしい。岸本は予選で接触があって動揺してたみたいだけど、決勝で無事5位に入賞できたことは今日の収獲だと思う」

◆油布郁人
「去年勝っても今年負けたら意味がないと思って、普段より緊張した。2連覇できてほっとしている。(監督からは)様子を見てついていって最後に勝負しろと言われた。レースはハイペースではなかったが、途中で我慢しきれなかったのが課題。勝負のラストでしっかり動く事ができたのでよかった。(来週の5000mは)留学生が3人いるが、積極的に走ってこの種目でも優勝を目指す」

◆岸本朋紘
「今日は予選を全力で走ってしまったので、決勝がきついと思ったが、いい結果を残せてよかった。(監督から)決勝に残るということと、8位以内に入って点数を取るという2つを言われて、これは最低限こなしたいと思った。油布に負けてしまったが、残り2年の間に1回は油布に勝ちたい。(次のレースは)未定だが、次は5000mを走る予定なので、今回学んだことを生かして頑張る」

◆大谷卓也
「大学に入って初めての大会だったので少し緊張した。挑戦する気持ちで行けたが、3着と同着で負けてしまったことは、決勝に進んだ選手よりもハングリー精神や勝ちたい気持ちが少なかったからだと思う。決勝に出た2人の先輩を見て改めて先輩の強さも分かったし、強い先輩がいるなかで先輩に勝っていかないと、これから先の駅伝のメンバーにも選ばれないと思うからしっかり勝負していきたい」

 なお、関東インカレ2日目は明日15日、同会場で行われる。

■競技場へのアクセス
・JR総武線(各駅停車) 「千駄ヶ谷」駅下車、徒歩5分
・JR総武線(各駅停車) 「信濃町」駅下車、徒歩8分
・東京メトロ銀座線 「外苑前」駅下車、徒歩15分
・都営地下鉄大江戸線 「国立競技場」駅下車(A2出口)、徒歩1分

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