• 逆転で勝利し、チームに流れを引き寄せた高羽=東京武道館で(橋本圭史撮影)

  • チームを今季初勝利に導き、早大戦でも強敵に快勝した大場

  • フルセットに持ち込み粘勝した加藤悠(右)、佐藤組(草場早稀撮影)

高羽の逆転劇に、大場が応え初白星!

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・早大戦、大正大戦(2011年05月12日 01時02分)

 春季関東学生リーグ1部・早大戦、大正大戦が5月11日、東京武道館で行われた。結果は以下の通り。

駒 大1―4早 大☆ 
●鈴木大地(営1)0―3笠原○
○大場崇志(経1)3―1山本●
●加藤悠二(商2)2―3御内○
●加藤悠、佐藤究(経2)組0―3笠原、板倉組○
●佐藤0―3高岡○

☆駒 大4―1大正大
○高羽卓哉(営4)3―2江崎●
○加藤悠3―1会田●
●渡邉 賢(法3)0―3飯野○
○加藤悠、佐藤組3―2飯野、市川組●
○大場3―0市川●

 大会3日目の今日は早大と大正大と対戦。1試合目、前年度王者の早大との一戦は、2番手・大場が強敵を倒す活躍を見せるが、その勢いをつなげることができず敗戦。続いて行われた大正大戦では、今大会まだ結果を残せていない高羽が一番手で登場。2セットを先取されるが、フォアドライブを打ち抜くなど攻撃が決まりはじめる。第4セットでデュースをものにすると、その後も得点を重ね逆転。劇的な逆転勝利を披露する。その後も加藤悠とダブルスが接戦をものにすると、最後はリーグ戦2連勝中の1年生・大場が流れを譲らず勝利。エースとルーキーの活躍で、今リーグ戦初白星をあげた。

◆長崎隆志監督
「(今日は)チームが勝ってくれたのがうれしかった。連敗していたが、まだやれるってのがあると感じていた。高羽が大一番でよくやってくれた。あの流れがあったから今日は勝てた。やっぱり、4年生が勝たないと。ダブルの(佐藤)究もよくあの場面でバックハンドを打ってくれた。(大場は)1年生で3勝も挙げるやつはなかなかいない。大車輪の活躍。(来週は)2連勝して、勝って終りたい」
 
◆高羽卓哉
「(今日は)応援してくれる方の前でプレーする事をありがたいと感じた。前日まで、後輩が頑張っているのに自分は不甲斐なかった。でも、今日はいい流れでつなぐことが出来たと思う。(逆転は)相手が1年生で後半ビビッていたのがわかった。やっぱり、勝ってチームを盛り上げるのが4年生の仕事だと思うので、それが出来てよかった。(来週は)2戦2勝して、残留して秋はまた1部でやる」

◆加藤悠二
「(大正大戦は)シングルは相手がブロック主体だって分かっていたので無理しないようにした。3セット目から自分の卓球をすることができた。ダブルスは、リードしてたのに追いつかれて、自分はびびって点数取られたりしたけど、(佐藤)究のバックハンドが入って流れを戻してくれた。勝てたのは究のおかげ。(来週は)2戦とも秋に勝った相手。どっちも1年生が元気よくて強いけど頑張りたい」

◆佐藤 究
「(大正大戦は)高羽さんと(加藤)悠二がいい雰囲気を作ってくれて、ダブルスで勝てたのも1、2番のおかげ。(接戦になっても)ベンチの雰囲気は明るくて、自分はそんなに緊張しなかった。いつもだったら焦るけど、逆に今日はなんでいつも入らないのだろうって思うくらいだった。(来週は)今週がダブルスは勝ち越せたけど、シングルで流れに貢献できていない。修正して頑張りたい」

◆大場崇志
「(大正大戦は)今まで1番いいイメージで出来た。いい流れできてたから、緊張はしなかった。自分の勝ちでチームが勝ってくれたのは素直にうれしい。でも、今日は高羽さんの勝ちが1番。(早大・山本は)小学校から一緒で、山本はそのころから有名だった。今まで勝ったことがなかったが、向かっていく気持ちがあったのがよかった。(来週は)力の差が無い相手なので、全員で4点をとりにきたい」  
 なお、次戦は5月16日埼玉工大戦が12:00から代々木第2体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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