陸上部新入生特集 Vol.2 影日、神谷、黒川

[陸上競技部]2011年度陸上部新入生特集(2011年04月14日 00時52分)

 昨年度は「育成の年」としていた陸上部。いよいよ今年は成長、飛躍のステップへと進む。そしてこの春、強力な新入生が駒大の門を叩いた。新たなフィールドに立った12人の新入生に、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。

 4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第2回目は、影日孝行選手、神谷信次選手、黒川翔矢選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『目標は昨日までの自分』
    ―影日孝行選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強い選手と走って少しでも強くなりたかったから
「目標とする人は?」―昨日までの自分
「大学での意気込みは?」―箱根でチームに貢献したい

コマ:駒大に入ったきっかけは何ですか?
影日孝行(以下、影日):先輩に駒大OBで日清に行った治郎丸さん(※1)がいて、駒大は強い選手が多いし、その中で少しでも強くなりたかったからです。
コマ:大学での練習はどうですか?
影日:高校と違う面はあまりないんですけど、質が上がりました。駒大は強い選手がいっぱいいて、すごく刺激になります。練習以外でも私生活などの厳しさなどもありますね。
コマ:ライバルは13分台の選手とありますが…
影日:最低でも13分台で走れるようにはなりたいし、将来戦っていくには絶対の条件だと思ったので。
コマ:昨日までの自分を目標にしていると書いてありましたが、それはどうしてですか?
影日:高校の時、インターハイ予選で故障していたのに無理言って走ってひどい結果を残してしまったんです。だから、そういうことも含めて、妥協なく1日1日悔いのないように乗り越えていこうと思ったからです。
コマ:駅伝で走りたい区間はありますか?
影日:箱根に出てチームに貢献したいです。区間はどこでもいいです。でも、やっぱりアンカーには惹かれますね。
コマ:4年間の目標をお願いします。
影日:自分が強くなれば、チームにも貢献できるし、地元や、応援してくれる地元の人たちの期待にも応えられるので、日々進歩していけるよう、頑張りたいです。

(※1)治郎丸健一選手。駒大陸上競技部OB。06年度卒、現・日清食品グループ。

◆影日孝行
文学部歴史学科1年
鳥取中央育英高校を経て入学
5000mベスト 14:39:54
座右の銘「誠心誠意」



『速い人たちの中でもまれて強くなりたい』
    ―神谷信次選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―駒大OBの方に誘われたから
「目標とする人は?」―高林祐介さん
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝に出場し、区間賞を取ること

コマ:入学のきっかけがOBに誘われたからというのは?
神谷信次(以下、神谷):はい、箱根駅伝を走った方が教育実習に来ていて、お話をいろいろ聞いたんです。自分は全然違うところを選んでたんですけど、そのときに駒大に行きたいと思って、決めました。
コマ:駒大のどこに魅力を感じましたか?
神谷:大八木監督がしっかり1人1人指導してくれるということも聞いていましたし、駅伝でも上位に入っているので、そこが魅力でした。速い人たちの中でもまれて強くなりたいなと思ったので。
コマ:目標にしている人が高林祐介さん(※1)とありましたが…
神谷:大学でも、実業団でも区間賞を取ったり、どの大会でも本当に強くて、しっかり結果を出すところがすごいと思います。あとフォームですね。自分は全然身長高くないんですけど、高林さんは身長もあるので憧れの存在です。
コマ:大学の練習はどうですか?
神谷:根本的に距離の積む量が違いますね。高校の練習量の倍って感じですね。ある程度慣れたんですけど今疲労がたまってるので、ついていくのがやっとって感じです。
コマ:現在の目標をお願いします。
神谷:まずはけがをせずにしっかり練習して、1年目から箱根駅伝のメンバーに絡むようにしっかり努力していきたいです。
コマ:具体的に箱根では何区を走りたいですか?
神谷:特には無いんですけど、できれば復路を走りたいですね。
コマ:4年間を通しての目標をお願いします。
神谷:自分はまだ精神面的に弱いので、しっかり人間的にも強くなって、どんなレースでも結果を残せるようにしたいです。

(※1) 高林祐介選手。駒大陸上競技部OB。09年度卒、現・トヨタ自動車。

◆神谷信次
GMS学部GM学科1年
愛知高を経て入学
5000mベスト 14:27:00
座右の銘「努力しても必ず結果が出るというわけではいが、速い選手達は努力している」



『早く駒澤のユニフォームを着て走りたい』
    ―黒川翔矢選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―大八木監督のもとでやりたいと思ったから
「目標とする人は?」―宇賀地強さん
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝に出場し、区間賞を取ること

コマ:入学のきっかけは何でしたか?
黒川翔矢(以下、黒川):監督から誘われたことがきっかけなんですが、大八木監督の下でやりたいと思ったことと、強い選手が全国各地から集まってくるので、そこで自分もやって成長していきたいなと思いました。
コマ:目標にしている人が宇賀地強(※1)さんとありましたが…
黒川:高校が同じ作新(※2)で、たまに練習とかも来ていたので。先輩の宇賀地さんのような選手になりたいなと思いました。
コマ:高校時代の練習はどうでしたか?
黒川:大学に行って活躍するようにと思っていた監督なので、練習はそこまできつくなかったです。
コマ:そうなんですね。比較して大学での練習はどうですか?
黒川:朝練のペースや距離が全く違い、倍以上になったことと、本練習でも質の高い練習をやっていることですね。でも今はきついです。
コマ:現在の目標は?
黒川:とにかくけがをせずに練習をしっかりこなして力をつけていきたいです。
コマ:4年間どのようにやっていきたいですか?
黒川:寮生活とか初めてなので生活のリズムを作っていき、競技面でもしっかり成長していきたいと思います。最終的には箱根にも出たいです。
コマ:箱根ではどの区間を走りたいかなどの希望はありますか?
黒川:とくに希望は無いですが、駒澤大学のユニフォームを着て走りたいです。

(※1)宇賀地強選手。駒大陸上部OB。09年度卒、現・コニカミノルタ。
(※2)作新学院高校。栃木県。

◆黒川翔矢
経営学部現代応用学科1年
作新学院高を経て入学
5000mベスト 14:42:68
座右の銘「人生悔いなし」



次回は4月18日(月)、3名の新入生をご紹介する予定です。お楽しみに!

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