• 開幕戦で完投勝利を挙げた白崎勇=神宮球場で(野木聡介撮影)

  • 同点打を放った白崎浩(水出綾香撮影)

  • 先制のホームを踏んだ岡(山田遼太郎撮影)

好発進!“戦国”制覇に向け1勝目

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対中大1回戦(2011年04月05日 18時36分)

 東都大学野球1部春季リーグ対中大1回戦が4月5日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

中 大 011 000 000 2
駒 大 100 030 00× 4

      打安点
(4)小 林 400
(9)中 谷 410
(6) 岡  420
(5)白崎浩 421
(8)奥 野 200
DH友 滝 100
HD柴 田 211
(7)江 越 400
(2)戸 柱 310
(3)増 本 300
     計3172

▽二塁打=白崎浩、岡

     回 打安責
○白崎勇 9 3572

 初回、岡将吾(法4)の中前安打と盗塁で2死二塁の好機をつくると、相手の失策が絡み先制点を挙げる。しかし先発・白崎勇気(営4)が2回に同点とされると、3回にはソロ本塁打を浴び勝ち越しを許す。迎えた5回、2死二塁から白崎浩之(法3)の左越二塁打で追い付き、相手の失策で勝ち越し。さらに代打・柴田圭哉(商4)の左前適時安打で2点差に広げる。その後は白崎勇が危なげない投球で完投。開幕戦を勝利で飾った。

◆小椋正博監督
「(中大の先発・島袋は)春夏連覇しただけある。タイミングが取りづらかった。制球力をつけるとつらい。(左打者を並べたのは)主力が左だったから。オープン戦から左ピッチャーを打たせていた。(先発は)ずっと前から決めていた。(投打で)白崎の一日だった。(選手たちは)固くなっていたと思う。うちは1番下からだからイケイケでやる。(震災があったが)決まった以上はやる」

◆岡 将吾主将
「(島袋からの安打は)島袋が出た時、スタンドが騒めいたので、黙らせてやろうと思った。(打ったのは)真っすぐ。追い込まれてたので夢中で打った。(白崎勇は)緊張していたと思う。前半どうなるかなと思ったけど、後半は安心して見れた。(チームには)相手はどうくるか分からないし、自信を持って勇気を出して積極的に振っていこうと。(次戦は)初戦を取ったので、気を抜かずに明日も頑張る」

◆白崎勇気
「(今日は)基本的にあまり良くなかった。守りとバッター陣に助けてもらった。(島袋に対して)同じ1戦目を任されたエースとしては負けられないと思っていた。(走者を出しても抑えたが)粘り強く投げれて良かった。(地震があったが)僕たちはやらせてもらっていることに感謝して必死に一生懸命やることを意識したい。(次戦は)明日も総力戦で必死にやっていきたい。僕も投げるつもりでいる」

◆白崎浩之
「(島袋に対して)意識せずに自分のスイングをするだけだった。タイミング取りづらかったから、合わせて引きつけて打った。1年生には負けられないって思った。(打点は)良かった。(勝ち越しのホームも踏み)思わずガッツポーズが出た。(地震があったが)東北の人は苦しんでると思うんで、僕もプロ野球選手みたいに全力プレーで勇気づけられたら。(次戦は)今日みたいな感じで気合い入れていく」

◆江越大賀(法1)
「(今日は)勝てて良かった。(神宮での野球は)鳥肌がたった。(高校とは)雰囲気が違った。ピッチャーの球も打ちにくい。(白崎勇の投球は)安心して守ることができた。(小林以来の新人開幕スタメンについて)注目されても先輩たちは思い切って自分らしいバッティングをすればいいと言ってくれて、プレッシャーは感じなかった。(次戦は)今日勝っても気を引き締めて勝つことにこだわりたい」

 なお、次戦・対中大2回戦は4月6日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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