• 先制の本塁打でハイタッチする上村新=神宮球場で(丸山翔太撮影)

  • 6回にダメ押しの左越本塁打を放つ笠間(菊池美紀撮影)

  • 入替戦の大舞台で4安打完封を成し遂げた白崎勇(田上 慧撮影)

入替戦先勝!投打で主力が大活躍

[硬式野球部]東都大学野球秋季リーグ1部2部入替戦対国士大1回戦(2010年11月06日 18時18分)

 東都大学野球秋季リーグ1部2部入替戦対国士大1回戦が、11月6日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国士大 000 000 000 0
駒 大 001 021 000 4

      打安点
(6) 岡  410
(4)赤 木 311
(5)白崎浩 400
(3)笠 間 321
(7)山 下 310
R7中 谷 000
DH山 本 200
HD北 畠 100
PH長 内 000
HD森 田 100
(8)小 林 310
(2)上村新 322
(9)奥 野 200
9 嘉数駿 100
     計3084

▽二塁打=上村新
▽本塁打=上村新、笠間

     回 打安責
○白崎勇 9 2940

 先発・白崎勇気(営3)は3回に2死ニ塁で中前安打を浴びるが、小林勇登(経2)の好返球があり得点を許さない。すると、直後の攻撃で先頭の上村新(営4)の左越本塁打が飛び出し先制。続く5回にも、上村新の右中間適時二塁打、赤木義英(営4)の右前適時打で追加点を挙げる。さらに6回には笠間裕将(商4)がダメ押しの左越本塁打を放ち4点差。白崎勇は相手打線を被安打4に抑え完封勝利。1部昇格に王手をかけた。

◆小椋正博監督
「(今日は)1勝して伸びてこないこともあるから、とにかく明日。あとは4年生がどれくらい意地を出すか。(白崎勇は)あまり良くなかった。もっと低めに投げれるピッチャーなんだけど。入替戦という独特のものがあるから。(打線は)リーグ戦も綱渡りの状態だったから。(相手は)やっぱりキャッチャーがいい。でも、こっちはピッチャー3年生でキャッチャーは4年生だから意地がある」

◆笠間将裕主将
「(試合前は)僕がなんか言うって事はなかった。神宮でやろうってのがみんなあったから自然と気持ちも入った。(今日は)ずっと苦しんできてたから、全部出し切ろうと。白崎勇も頑張ってくれて、守備から粘っていけたのが良かった。(本塁打は)神宮で打つ本塁打は格別。追加点のほしい場面で打てて、チームが勝ってくれたので良かった。(明日は)帰って練習して、しっかり備えて勝つだけ」

◆赤木義英
「(適時打は)もう1点取ったら大きいと思ったんで、絶対打とうと意識していた。どん詰まりだったんで、アウトだと思ったけど抜けて良かった。(笠間や上村新の同期の活躍は)よくやったと思う。打ってくれたから楽になった。(白崎勇は)今日は良かった。(相手チームは)怖くなかった。(明日は)今日と変わらずいつも通り、自分たちの野球をやるだけ。明日も打つ」

◆上村 新
「(3回の本塁打は)良い感触だった。いったと思ったけど球場が広いから、もしかしたらとも思った。先制点だったから良かった。(5回の適時打は)外を狙っていた。追い込まれたけど、ランナーが小林で足が速いから大丈夫だと思った。(白崎勇は)立ち上がりは緊張してた。でも、粘ってくれた。(明日は)勝ったわけではないので、明日もう1度気を引き締めていきたい」

◆白崎勇気
「(今日は)後半は体力がなくなっておかしくなっていたけど、真っ直ぐが走ってから最後まで投げれた。今日勝ったけど、入替戦に勝った訳じゃないから、また明日から引き締めてやりたい。(3回の小林の好返球は)助けられた。先制点を許さなかったから次の回に上村さんのホームランにつながったと思う。(明日は)4年生が僕たちに1部でやる権利を残してくれている。明日も投げるつもりでいる」

 なお、1部2部入替戦・対国士大との2回戦は11月7日、12:00から神宮第1球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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