• 国体2連覇を成し遂げた林田=鴨川市総合運動施設文化体育館で(橋本圭史撮影)

  • 強敵に敗れはしたが、準優勝を果たした越川

  • 千葉県の総合優勝に貢献した林田(左)、越川

林田が連覇!越川も準Vで千葉県優勝

[ボクシング部]ゆめ半島千葉国体・成年男子ボクシング競技最終目(2010年10月04日 23時13分)

 ゆめ半島千葉国体・成年男子ボクシング競技最終目が10月4日、鴨川市総合運動施設文化体育館で行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級】
林田太郎(経3)○ポイント●華澤弦樹(岐阜)

【ライトウェルター級】
越川孝紀(経2)●RSC○川内将嗣(佐賀)

 ライトフライ級・林田は序盤、一進一退の攻防を見せる。中盤の接近戦は、ボディ、右フックで応戦。終盤の激しい打ち合いでは、ガードを固め、右ストレートやボディへの有効打でポイントを稼ぎ、昨年に続き優勝した。ライトウェルター級・越川は1R、様子を見る相手に対し前へ出るが、左右に逃げられてしまう。2Rも果敢に攻めるが、相手の右ストレートでダウンを奪われる。その後も更に左ストレートでのダウンを2回取られ、初優勝とはならなかった。林田は2連覇、越川も破れはしたものの、昨年の3位を上回る準優勝。また、開催地でもある林田と越川が代表として出場した千葉県は、2人の活躍もあり総合優勝を果たした。

◆小山田裕二コーチ
「(林田)太郎のパンチはポイントが入りやすいし、勝負は勝ったと思っていたけど、動けてない。キレがない。また全日本にむけて土台を作り直さないと。(越川は)萎縮してしまっていた。もっといい勝負ができると思ったけど、体が浮いてしまっていた。(全日本は)優勝目指して全員が勝ち上がれるよう、欲をもってがんばりたい」

◆熊本道之コーチ
「林田は少し足が動いてて、左を当ててたのは良かった。3Rでスタミナが切れるところは良くない。全日本までにどうするか。越川は体が上ずったのがよくない。リードブローを多用して、相手に近ずいていって当てる練習しないと、川内には一生勝てない」

◆林田太郎
「最終日で疲れが溜まっていたが、気持ちを大切にして、素の自分が出せたと思う。地元が主催だから、高校からこの千葉国体にかけていた。パンチが決まった時の拍手に、心強いな、地元っていいなと感じた。今まで指導してくださった方々、お父さんとお母さんに勝利として恩返しが出来てよかった。(全日本は)この調子ではダメ。もっとガンガン攻めて、挑戦者の気持ちを忘れずにいきたい」

◆越川孝紀
「完敗だった。ワンツーが得点につながったので、そこを強化したいと思う。反省すべき点は上体が上がってしまったこと。今回の国体は、悔しかったけれど最後まで諦めずに出来た。去年より成績が上がったのでうれしい。地元が主催で、みんなの声援が力になったと思う」

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