• カウンターを決める濱崎=鴨川市総合運動施設文化体育館で(稲井田眞未撮影)

  • 国体初出場で勝利した新井

昨年のリベンジ狙う濱崎ら初戦突破

[ボクシング部]ゆめ半島千葉国体・成年男子ボクシング競技1日目(2010年09月30日 21時59分)

 ゆめ半島千葉国体・成年男子ボクシング競技1日目が9月30日、鴨川市総合運動施設文化体育館で行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級】
林田太郎(経3)○ポイント●小森宣博(北海道)
星島義樹(国1)●ポイント○岸 大五(富山)

【フライ級】
飛田貴大(経1)●ポイント○佐藤竜也(新潟)
新井啓司(営1)○ポイント●寺田達弥(大阪)

【バンタム級】
野原敬太(営3)●ポイント○田中智博(京都)

【ライトウェルター級】
越川孝紀(経2)○ポイント●久保 隼(京都)

【ミドル級】
濱崎良太(禅2)○棄権●三浦 翔(大分)

 地元での国体初戦をむかえたライトフライ級・林田は、序盤はボディを中心に攻撃を組み立てる。2R以降はプレッシャーを強め打ち合いになるが、有効打で勝り勝利。フライ級・新井は、上下にパンチを打ち分け、試合を優位に進める。終盤足が止まり相手に反撃を許すが、そのまま逃げ切った。ミドル級・濱崎は、鋭いパンチで相手を圧倒し、左ジャブ3連発からの右ストレートでダウンを奪う。直後にタオルが投げ込まれ試合終了。林田、昨年のリベンジ狙う濱崎ら4人が順当に初戦を突破した。

◆熊本道之コーチ
「林田は始めから攻めて、もっと足を使ったボクシングをしないと。新井はロングレンジのワンツーが2度位しかなかった。 接近して打ったり打たれたりしてるからポイントに差がつかない。越川はサウスポー相手なので右のボディを効果的に使えていればもっと楽な展開にもちこめた。濱崎のコンビネーションは良かった。今日も星島が勝てる試合を落とした。全員入賞するぐらいでないと」

◆林田太郎
「(今日は)調子はよかったけど、かたくなってしまって全然だめだった。相手のジャブが見えてて、カウンターで止めなくちゃいけないのに受けてしまった。後手になってしまう試合展開だったけど、点差を広げて勝てたのは良かった。(国体は)地元開催なんで、声援も力になるしすごく大きなものがかかってる。次戦も今までどうりやって、負けていられない」

◆越川孝紀
「(今日は)調子は良かった。手が出なかった反省もあるが、3Rは良かったと思う。次の試合は反省を生かして、相手をリードしたい。(国体は)地元の千葉が主催なのでぜひ優勝したい」

◆濱崎良太
「(今日は)調子はばっちり。初戦だったから緊張したが、相手からのジャブで一気に目が覚め、それからはいつも通りにできた。次の試合の相手は高校生からのライバルになると思う。ダウンを早めにとりたい。(国体は)県の目標はベスト5。個人では村田さん攻略という課題があるが、練習したことを発揮し、楽しみたい」

◆新井啓司
「(今日は)調子は悪くはなかった。でも、もっとしっかりしないと。3Rは特に打たれすぎてひどかった。コーチからももっと打って動いてと指摘された。(国体は)初出場だけど、緊張はしなかった。会場に人が多いんで気持ちが良かった。(次戦は)勝てるように頑張りたい。今日よりも強い相手なんで、挑戦者のつもりでいく」

 なお、大会2日目は10月1日、10:00から鴨川市総合運動施設文化体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR安房鴨川駅より、シャトルバスで7分、徒歩40分

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