• 第1セットを落とすが、留学生に勝利した加藤悠=愛知県体育館で(山田遼太郎撮影)

予選突破、勝負の決勝トーナメントへ

[卓球部]第80回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)2日目(2010年08月10日 23時52分)

 第80回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)2日目が8月10日、愛知県体育館で行われた。結果は以下の通り。

<予選Nブロック>
☆駒 大3―1八戸工大
○加藤悠二(商1)3―1李●
○橋爪克弥(営3)3―0佐々木●
●高羽卓哉(営3)、盛田曜介(政3)組2―3藁科、本田組○
○渡井伯和(経4)3―0本田●

 1番手の加藤は第1セットを惜しくも落とすが相手のバック側を中心に攻め、チームに流れを呼び寄せた。2番手・橋爪は相手のカットマンを前後に振るラリーを展開し、鋭いドライブを打ち抜くなどペースを握らせずに勝利。続くダブルスは、盛田のスマッシュが定まらず、一進一退の攻防が続き惜しくも勝利を逃すが、4番手・渡井が正確なスマッシュやブロックで主導権を得る。その後も7連続得点など勢いは止まらず、相手を圧倒した。これでチームは予選リーグを1位で突破。明日からの決勝トーナメントにつなげた。

◆富岡成一監督
「今日の相手はちょっと怖かった。うちは誰が出ても勝ったり負けたりするチームだから、加藤を1番で使った。不調の子もいたが、みんな調子を取り戻している。明日は万全の体制で臨める。目標はベスト8。そこまで勝ち進めば4強の可能性もある。取れるところを落とさないで、一戦一戦を大切に戦っていきたい」

◆渡井伯和主将
「チームとして満点の試合ではなかったけど、昨日、今日勝って予選を通過出来たのは明日につながると思う。去年は自分の手で勝ちを落としてしまった。技術的にもメンタル的にも、今年は最後なんでやるしかない。(明日は)自分たちの納得できるようにすべてを出し切りたい」

◆加藤悠二
「(今日は)予選1位で通過するために頑張った。1番手で相手は留学生だったけど先輩たちが後にいたので安心してできた。(初めてのインカレは)1・2年生のなかで選ばれたのは自分だけだったので出れない人のぶんも頑張ろうと思った。(明日は)ミスなく自分のできる事を思い切りやって先輩たちにつなげていきたい」

 なお、明日は決勝トーナメント1回戦~準々決勝が9:30から愛知県体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
名古屋市営地下鉄名城線「市役所」駅7番出口より徒歩5分

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