• 初出場ながら、3度のダウンを奪った藤田=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)

最終戦を勝利で飾れず、4位で閉幕

[ボクシング部]関東大学ボクシング1部リーグ対拓大戦(2010年07月11日 01時48分)

 第63回関東大学ボクシング1部リーグ対拓大戦が7月10日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒 大3―6拓 大☆
【LF】林田太郎(経3)○RSC●上之原龍樹
【F】楠 朱貴(歴3)●ポイント○嶋田 亨
【B】渡部哲也(経1)●ポイント○三須寛幸
【B】飛田貴大(経1)●ポイント○河田千誉
【L】小山大貴(仏4)●ポイント○藤沢勝久
【L】藤田 大(営2)○RSC●今倉一秀
【LW】越川孝紀(経2)●ポイント○杉浦剛史
【W】谷崎和人(営4)●ポイント○斎藤 晶
【M】濱崎良太(禅2)○ポイント●鳴海友基

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 ライトフライ級・林田はボディを中心にペースをつかむ。2Rに連打からダウンを奪い勝利。その後4試合連続で落とし、後がなくなる。迎えたフライ級・藤田は試合開始早々から乱打戦。右ストレートでダウンを奪うと、その後も2度のダウンを奪いデビュー戦で初勝利を挙げる。続くライトウェルター級・越川は1Rにダウンを奪うが、徐々に相手にペースを握られる。終盤に2度のダウンを喫し敗戦。最終戦を勝利で飾れず、1部昇格3年目は2勝3敗、6チーム中4位でリーグ戦を終えた。

◆平田文博監督
「今日はもう一踏ん張りほしかったが、1部に上がって3年で4位なら十分。去年は良すぎた。5チームで、回りが舐めて来てた。今季の結果が今の実力。6校のうち3勝出来るようなったら、優勝できる。そういうチームに近づいてきてる」

◆小山田裕二コーチ
「藤田はスパーリングの内容も悪く無かったので使った。良く指示聞いて、臆することなく攻めてた。越川は1Rは良かった。ただ、体まかせで細かい技術が出来てない。リーグ戦は去年が出来過ぎだった。今年2勝出来たのは大きい。来年は3つ勝ちたい。3つ勝てれば優勝を争える。そういう練習をしていきたい」

◆小山大貴主将
「(4年間で)今日の試合が1番よかった。結果が出なかったけど、楽しかった。(今季は)みんなで出来たリーグ戦だった。力を合わせて挑めたんで、チームの結束力が強まった。(後輩へ)勝つのは今までやってきた辛いこと、めんどくさい事が1発でぶっ飛ぶくらいうれしい。個人じゃなくて、チームの優勝が出来るようにしてほしい」

◆谷崎和人
「今日は絶不調だった。長いようで短かく、つらいことも楽しいことも、悲しいことも嬉しいこともたくさん詰まった4年間だった。(1番印象に残った試合は)去年1部に昇格して初めて勝った時。(今季は)悔いが少し残るが、来年は林田を初め今年以上に良い試合をしてほしい」

◆林田太郎
「コーチからは、背が高い相手だから、かき回されないようにと指示があった。苦手なタイプだったが、対策通りできた。(ダウンは)最終節なので、狙ってた。国体、全日本は負けたくない。(今季負けた)柏崎にリベンジできるチャンスだと思うので」

◆藤田 大
「(今日は)充実した時間だった。僕で流れを作れるようにって必死だった。今度はチームが勝てればいい。(来季は)3位でも、2位でもなく優勝旗を持ってこれるようにしたい。自分もチームの主力メンバーになれるよう頑張りたい」

〈関東大学ボクシング1部リーグ戦最終成績〉
優勝 東農大 5勝0敗 勝ち点39
2位 日 大 4勝1敗 勝ち点27
3位 拓 大 3勝2敗 勝ち点29
4位 駒 大 2勝3敗 勝ち点19
5位 法 大 1勝4敗 勝ち点14
6位 日体大 0勝5敗 勝ち点7

発行冊子最新号一覧背景(左)

ボクシング部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)