• ポイント負け喫し天を仰ぐ林田=後楽園ホールで(杉原魁都撮影)

絶対的エースが敗れ、今季初黒星

[ボクシング部]第63回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦(2010年05月30日 01時41分)

 第63回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦が5月29日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。

駒 大3―6日 大☆
【LF】林田太郎(経3)●ポイント○柏崎刀翔
【F】楠 朱貴(歴3)●ポイント○重楽昭平
【B】西嶋伸悟(法2)●棄権○鈴木 康
【B】志渡澤和宏(仏1)●ポイント○佐藤貴則
【L】関口和宏(社4)●RSC○中野慎也
【L】小山大貴(仏4)●RSC○戸田健樹
【LW】越川孝紀(経2)○ポイント●高橋雄大
【W】谷崎和人(営4)○ポイント●八鍬圭祐
【M】濱崎良太(禅2)○ポイント●岡田良綱

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 ライトフライ級・林田は、試合開始早々に相手の連打で立て続けにダウンし、相手にペースを握られる。その後ボディへのパンチなどで立て直すが、1歩及ばず初戦を落とす。その後4試合連続で勝ちを落とし、後が無くなり迎えたライト級・関口は相手の打撃に対応出来ず、3度のダウンを喫しRSC負け。ライトウェルター級・越川は近距離から打撃を加えポイントを稼ぎ、チーム初勝利を挙げると、続くウェルター級・谷崎も距離をとりながら確実に有効打を加え勝利。しかし、序盤からの連敗が響き、リーグ戦2試合目にして、痛い黒星となった。

◆平田文博監督
「(林田)太郎が負けたのが敗因。太郎が勝たないといけないと感じたが、小山は止められなきゃ勝っていたし、谷崎も今日みたくワン・ツーを打ってれば負けない。日大相手にこれだけ出来たから、農大戦にもつながってくる」

◆小山大貴主将
「負けが確定していたが、勝ちにいった。鼻血が出ていて、審判に止められる前に倒そうと思っが、もう1押しが出来なかった。(チームは)林田の負けは予想外だったが、誰も手を抜かないで、みんな頑張っていた。次は自分の持っているものを出し切って、チームの勝ちにつながるようにしたい」

◆谷崎和人
「(今日は)あんまり良くなかった。1週間前の練習での調子は良くなかったが、本番はなんとかなった。(対策は)特に無い。いつも通りで大丈夫だろうと。(次戦は)強い相手と当たるが、勝ちたい」

◆林田太郎
「試合始まってから、足が浮き気味だった。初回早々ダウン取られたときは、腰から落ちた。久しぶりにすごく効いた。負けて、会場がどよめいた時に改めて自分の存在の大きさを感じた。俺が勝ってたら(次の)楠も勝ってた。(次戦は)チームに迷惑かけたんで挽回したい」

◆越川孝紀
「(今日は)全日本で負けた相手だったから絶対に勝ちたかった。コンパクトにいけなかったが、勝てて良かった。(チームは)みんなで応援出来て雰囲気は良かった。次は勝つ。(次戦は)高校時代に1勝1敗の相手と当たるので、勝ちたい」

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

<関東大学ボクシングリーグ日程>
6月12日 対東農大 後楽園ホール
6月26日 対日体大 後楽園ホール
7月10日 対拓大 後楽園ホール

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