• 中段突きを決める佐藤=いしかわ総合スポーツセンターで(酒井辰弘撮影)

  • 好調子であった瀧本

最後勝ち切れず、ベスト8敗退

[空手道部]第46回東日本大学空手道選手権大会(男子)(2010年05月23日 19時03分)

 第46回東日本大学空手道選手権大会が5月23日(日)、いしかわ総合スポーツセンターで行われた。組手はベスト8までは2分6ポイント先取。それ以後は3分8ポイント先取のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。


【男子団体戦 組手の部】
ベスト8
☆国士大3―2駒 大
先鋒○阿久津昂平(経4)8―7川崎
次鋒○石井詳馬(商2)8―4米山
中堅●佐藤光介(法3)3―8笠原
副将●瀧本和馬(経2)0―8高橋
大将●島袋徹一(経4)3―8国吉

 明治大学との接戦を制し、準々決勝に進んだ駒大。国士大との戦いは、先鋒・阿久津が相手に倒し技で1本取られるが、粘り勝つ。次鋒・石井は1本や技ありなどで次々と点を取り、安定した試合を見せる。しかし、中堅・佐藤光が有効を取られ、副将・滝本は相手の上段突きに圧倒されて落とし、同点に。勝敗は大将の島袋に委ねられたが、終始相手にリードを奪われ攻めきれずに終わる。準決勝は逆転負けとなり、ベスト8で姿を消した。

◆杉山俊輔監督
「初戦硬くて動き悪かったけど3回戦の逆転勝ちはよく頑張ったと思う。(今日は)阿久津がよかった。先鋒でよく頑張ってくれた。(国士大戦は)上手くいったと思ったけど相手の勢いを止められなかった。ベスト8は差がないと思う。そこからは気力の勝負。(結果に対しては)もちろん悔しい。やるからには負けたくない。僕らが目指すのは優勝だけ」

◆阿久津昂平
「調子はよかった。(今日は先鋒だったが)高校の時からずっと先鋒だった。勝ってチームに勢いつけたいから絶対負けられない。(怪我からの復帰戦だったが)緊張はしたけど自分なりには満足。怪我はもう大丈夫。(課題は)ポイントを取られなくていい所で取られてしまった。気を抜かずにやっていきたい。(今後は)来月ある大会で勝てるように全員で頑張っていきたい」

◆島袋徹一
「2対2のスコアで回ってきたので、当然勝たなければならなかった。特に緊張はしなかった。が、後半に体力が落ちて動けなくなった。自分は蹴りを織りまぜるスタイルだが、今回はそれが出せなかった。頑張り切れなかったのが敗因。次の全日本に出場できるので、それに向けてまた練習していく」

◆瀧本和馬
「(今日は)正直とても悔しい。自分が勝たなきゃいけない試合だったけど、情けない試合をしてしまった。チームに迷惑かけてしまったし、自分が納得する組手が出来なくて残念。(2―1で回ってきた時)そのまま流れに乗って大将の先輩にプレッシャーをかけないようにしたかった。(敗因は)気持ちが前に前に行かず切れてしまったことだと思う。今日は下がり組手になって、前で取る自分の組手が出来なかった。(次の大会は)気持ちの面でも技術面でも前で戦えるように、競合選手と競って戦いたい」

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