• サヨナラヒットを放ち、喜ぶ岡=東農大グラウンドで(桝島知佳撮影)

  • 勝利が決まり、盛り上がるベンチ(橋本圭史撮影)

  • 今季初本塁打を打った上村新(堀江あゆみ撮影)

絶好調!岡サヨナラ決め、拓大に無敗

[硬式野球部]東都大学野球2部春季リーグ対拓大2回戦(2010年05月04日 16時57分)

 東都大学野球2部春季リーグ対拓大2回戦が、5月4日東農大グランドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

拓 大 000 020 000 2
駒 大 000 010 011x 3

      打安点
(6) 岡  521
(4)赤 木 220
(3)笠 間 200
(9)山 本 320
DH北 畠 411
(2)上村新 411
(7)谷 口 300
(5)白崎浩 320
(8)中 谷 100
PH戸 柱 100
8 小 林 000
PH山 下 110
PR竹 邑 000
    計 29113

▽本塁打=上村新

      回  打安責
 井 口 52/3 2250
 小 倉 01/3 100
 栗 林 12/3 710
 板 木 01/3 100
○友 滝 1   300

 先発・井口拓皓(経2)は安定した投球を見せるが、5回の先頭打者に中前安打を放たれると、1死満塁の危機で、失策が重なり2失点。だがその裏、上村新(営4)が左越本塁打を放ち、1点を返す。さらに8回、2死一、ニ塁で北畠俊也(経4)の右前適時打で追い付く。ここまで4投手の粘りで抑え、迎えた9回裏。連続安打でつなぎ1死満塁の好機を作ると、岡将吾(法3)が中越安打でサヨナラ勝ちを決め、勝ち点を奪った。

◆小椋正博監督
「(今日の展開は)赤木のエラーかな。あれでダブルプレーを取れてれば今日は0点だったわけで、試合展開も楽になった。野球ってのは追う方がすごく難しいゲームだから。(井口は)良く粘った。だから、失点した時はお前の責任じゃないって言った。(6回途中での降板は)あれ以上は点をあげれないし、左打者だから小倉に変えた。(栗林と板木が今季初登板)みんなでしっかり抑えたし、良かった。(勝ち点2だが)青学大が負けるのを待つって言っても、うちが全部勝たなきゃ話しにならない」

◆笠間将裕主将
「(8回の死球は)結果は良かった。とにかくアウトになりたくなかったし、次につなぎたかった。(生還は)北畠が打ってくれると信じていた。今日は投手陣が井口を中心によく粘ってくれた。オープン戦から1、2点を追いかける試合が多かったので、その経験が生かせた。(先制された後)すぐ1点を返せたのも、自軍にとっては良い。相手にとっては嫌な流れを作れた。目標が6連勝の中、拓大に2連勝出来たのは大きい。(勝ち星の無い東農大に対して)気を引き締めて自分たちの野球をしていきたい」

◆上村 新
「(今日は)エラーで先制されたので大変だった。投手陣は井口とかよく投げてくれたので、粘り勝ちだと思う。みんな自分たちの仕事をしてくれた。接戦で勝ってこそなんで、今日は大きい。(本塁打は)まっすぐ。狙ってた。嬉しさよりも、あと1点という意識だった。(最終回は)エラーでも出塁できてよかった。白崎浩・山下がよく食らいついて絶好調の岡につないでくれた。応援があったのでサヨナラにつながった。(東農大戦は)これまで1勝6敗なのでもう負けられない。一戦一戦勝ちに行く」

◆岡 将吾
「(最後の打席は)真っすぐ。犠牲フライはいくと思った。前がつないでくれたので中途半端な振りはできない、決めてやると思って入った。8回で同点になり気が楽になったが、実は足が震えていて緊張してたし、ボックスでも力が入らなくて必死に踏ん張っていた。ファールで粘っている時も赤木さんに気楽に打てと言われた。応援の声もベンチの声も聞こえたがプレッシャーにならず、気持ちが高まった。(打った後ベンチからは)ナイスバッティングって。本当によかった」

◆友滝健弘(政3)
「(初勝利について)勝ち投手は初めてだが、それよりチームの連勝の方が嬉しい。こういう勝ち方は大きい。(調子は)調子というよりも0点に抑えられたのでよかった。抑えればサヨラナにつながると思ってたので。(気をつけていたことは)先頭打者を出さないようにとは思っていた。(東農大戦は)いい右バッターが多いのでそこに対応したい。リリーフとしてちゃんと自分の仕事ができるように、チームが勝てるように貢献したい」

 なお、次戦・東農大1回戦は5月10日(月)、12時30分から神宮第2球場で行われる予定。

■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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