• タイムを気にしながら勢いよくゴールへ向かう高瀬=日本体育大学健志台キャンパスで(千石陽香撮影)

  • トップに上がり、最後の直線を駆ける渡邉(鴫原真美撮影)

  • 積極的に前方でレースを進める郡司

記録更新ならずも、好調さ見せる

[陸上競技部]第207回日本体育大学長距離競技会(2010年05月02日 20時28分)

 第207回日本体育大学長距離競技会が5月2日、日本体育大学健志台キャンパスで行われた。駒大からは5000mに渡邉潤ら5人が出場。
 好調の高瀬は、前半から先頭でレースを展開。残り2000mはペースがあがらなかったが、自己ベストにあと4秒と迫った。久々の5000m出場となった渡邉は、スタートの位置取りに失敗するが、3000mで一気に浮上。ラスト100mでトップに立つと、そのままフィニッシュした。15組に登場した郡司は、序盤積極的に攻めるが、4000m手前から徐々にペースダウン。苦しい表情を見せながらも、ラストで粘り強さを見せ、自己ベストに肉薄するタイムを出した。結果は以下の通り(上位3名と駒大関係のみ)。

<5000m11組>
1着 住本裕樹(拓大) 14:31:01
2着 後藤郁晃(帝京大) 14:31:94
3着 高瀬泰一(商3) 14:33:06
24着 玉木達也(営4) 15:29:12

<5000m13組>
1着 渡邉 潤(経4) 14:28:18
2着 飛坂篤恭(NTN) 14:30:18
3着 鈴木柊成(トヨタ紡織) 14:33:73
17着 岡本尚文(現3) 14:48:91

<5000m15組>
1着 岩崎喬也(四国電力) 14:03:48
2着 久保慶和(四国電力) 14:06:84
3着 西村知修(帝京大) 14:07:76
8着 郡司貴大(市1) 14:14:74

<5000m16組>
12着 高林祐介(09年度卒、現・トヨタ自動車) 13:56:33
30着 鈴木俊祐(07年度卒、現・ヤクルト) 14:30:32

◆高瀬泰一
「(コンディションは)意外とよかった。もっとベストを狙っていきたかったがあと4秒だったので悔しい。(課題は)後半の粘り。今日のレースで実力が足りないことを実感した。(最近レースに多く出ているが)1、2年の時はけがで練習しかしていなかったけど、試合でしか味わえない緊張感や感覚っていうものを今年は経験できるようになったので、今すごく陸上が楽しい。(今後は)上級生がよくないと思われているので、上級生が頑張ってこれから盛り上げていきたい」

◆渡邉 潤
「(体調は)あんまりよくなかった。1万mに出たいと思ってたので、それに向けて調整していた。タイムより組でトップを狙ってたので、1位を取れたのはよかった。(久しぶりの5000mだったが)レース感を忘れていたので、前半の位置どりを失敗して3000m過ぎが遅れてしまった。(今後は)ロードが好きなので、秋に向けてスピードをつけていきたい」

◆郡司貴大
「前回はペースが速くて対応できなかったけど、今日は余裕が持てるペースだった。けど最後の最後は保てなかった。監督からは「自己ベストを狙っていけ」と言われていた。今の1年生は油布一人で頑張っているみたいになっているから、他の1年もきちんとやっているところを見せていきたい。どんなにいい練習ができていても結果が出なければ周りから信頼されないので。次は13分台を出して、距離もだんだん伸ばして10000mとかも走れるようになりたい」

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