• トラックでも好調を維持し、好タイムを叩き出した久我=日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で(鈴木 亮撮影)

  • 勢いよくトップに躍り出る後藤田

久我、28分台に迫る好タイム!

[陸上競技部]第207回日本体育大学長距離競技会(2010年05月01日 20時49分)

 第207回日本体育大学長距離競技会が5月1日、日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で行われた。駒大からは10000mに後藤田、久我が出場。
 最終組に出場した久我は、スタート直後アウトコースから飛び出し、いい位置をキープ。4000mを過ぎ、トップを走るコスマス(山梨学大)や志方(早大)には遅れ始めるが、自分のペースを維持。ラスト1周で力強いスパートを見せ、28分台にこそ届かなかったものの、30秒以上縮める大幅な自己ベスト更新となった。
 スローペースな試合展開となった4組。後藤田は後ろから迫られる場面もあったが、徐々に順位を上げ好位置でレースを展開。残り4000mを切ったところで1位に浮上すると、そのまま他選手を引き離し、自己ベストでトップフィニッシュを果たした。結果は以下の通り(上位3名と駒大関係のみ)。

<10000m>
【4組】
1着 後藤田健介(法2) 29:37:34☆
2着 相原征帆(青山学大) 29:42:47
3着 荻野皓平(国学院大) 29:44:53
12着 糟谷 悟(05年度卒、現・トヨタ紡織) 30:02:64

【5組】
1着 志方文典(早大) 28:38:46
2着 オンディバ・コスマス(山梨学大) 28:46:54
3着 久我和弥(経2) 29:03:04☆
※☆は自己ベスト

◆久我和弥
「今日は28分台は狙っていなかった。ペースはもっと速いかと思ってたが、わりと普通だった。調子はばっちり。今日の結果は、去年より力がついたと自信になる。監督からは後半しっかり走り、自信を持っていけと言われていた。最近好調な要因は試合の連戦と自信がついたこと。去年は自分自身を信じることが出来なかった。今は力がつき自信がある。次のレースも最後まで諦めず、頑張りたい」

◆後藤田健介
「(コンディションは)普通だった。ただ失敗続きだったので、今回決めたいという思いが強かった。(自己ベストを更新したが)29分20秒台を出したかったが、組に恵まれなかった。だからタイムよりも順位を意識した。(試合ペースは)ゆっくりで余裕があった。監督からは「粘れ!」とだけ言われた。(今後に向けて)いい流れができたから、これからもっと練習をして箱根でいい結果を出したい」

なお、5000mの競技会は明日5月2日、同会場で行われる。

■会場へのアクセス
日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場
東急田園都市線「青葉台」駅より東急バス4番乗り場「日体大」行き、「日体大」下車

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