• 雨でコースコンディションが悪い中、レースに挑む岸本=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で(鈴木 亮撮影)

  • 得意な3000mSCで力走する染谷

  • トップから遅れ、必死に追う茅原(スポーツ東洋提供)

関東インカレへ、新入生が最終調整

[陸上競技部]第7回チャレンジミートゥinくまがや(2010年04月29日 16時40分)

 第7回チャレンジミートゥinくまがやが4月29日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた。駒大からは1500mに岸本、3000mSCに染谷が出場。
 1500mに出場した岸本は、1000m過ぎまで先頭に着いていくが、残り1周でトップの選手が飛び出すとついて行けず引き離される。ラスト200mで3人を抜き、関東インカレ標準記録Bを突破するが、自己ベストとはならなかった。関東インカレに向け3000mSCに出場した染谷。スローなレース展開が続き集団が崩れない中、好位置をキープ。残り1000mを切ったところで仕掛けた招待選手の森宗に積極的についていくが、ラストでペースダウンし、課題を残す結果となった。今季2度目の5000m出場となった茅原は、最終組にエントリー。実業団選手が集団を引っ張る中ペースをつかめず、好記録へつなげることはできなかった。結果は以下の通り(上位3名と駒大関係のみ)。

<1500m10組>
1位 川上遼平(東洋大) 3:50:78
2位 日下佳祐(東洋大) 3:55:14
3位 新妻佑允(大東大) 3:55:65
4位 岸本朋紘(商1) 3:55:83

<3000mSC2組>
1位 森宗信也(自衛隊体育学校) 9:10:26
2位 染谷滉二(法1) 9:17:40
3位 見形駿介(亜大) 9:19:88

<5000m5組>
17位 加藤直樹(06年度卒、現・九電工) 15:28:20

<5000m6組(最終組)>
1位 大西一輝(カネボウ) 13:56:33
2位 若松儀裕(東京電力) 13:58:55
3位 中村悠希(カネボウ) 14:03:91
17位 茅原祐也(歴1) 14:42:98
18位 砂原健次(08年度卒、現・九電工) 14:43:03

◆大八木弘明監督
「岸本は3分58秒を切ればよしと思っていたが、(他大の)1年生に負けたのがよくなかった。同じ学年には負けられない、ともっと集中してほしかった。関東インカレの標準記録のBは切ったので、それはよかった。染谷は(レース全体の)ペースが2000mまで遅かった。ラスト1000mのキレの悪さが反省点。関東インカレの3000mSCにも出るので、それを見越して練習のつもりで出した」

◆岸本朋紘
「調子は普通だった。(雨が降っていてコースコンディションは悪かったが)1500mなので気にならなかった。関東インカレ標準記録Bを切れたのはよかったが、自分の中ではダメ。練習の成果を出さないといけないと、自分へプレッシャーをかけてしまい、力んでしまった。(1500mの調整は)いつもより落として、バネを溜めて練習した。次のレースは関カレで多分1500mを走らせてもらう。今日は失敗しているので、次は納得できるように練習をこなしていきたい」

◆染谷滉二
「今日のコンディションは悪くはなかった。監督からも言われていたし、ラスト1000mが課題だったのでもっと上げていきたかった。スローペースだったので招待選手が飛び出すことは予想していた。ついていこうと思ったが、落ちてしまった。自分は後半の走りが課題なので、もっと筋力をつけてやりたい。(関東インカレに向け)まず自己ベストを更新すること。決勝に進んで、しっかり点数を取っていきたい」

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