• 自己ベストを更新した撹上=日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で(上田将大撮影)

  • 力走を見せた上野

  • 大学初レースに臨んだ郡司

撹上、13分台マーク!上野も好調

[陸上競技部]第206回日本体育大学長距離競技会 (2010年04月18日 20時48分)

 第206回日本体育大学長距離競技会が4月18日、日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で行われた。駒大からは5000mに玉木らが出場。
 最終組に出場した撹上は、スタートから積極的な走りで集団の先方につく。中盤、先頭からは遅れ始めるが後半で持ち直し、初の13分台をマークした。ケガからの復帰1戦目となった上野も、好調をアピール。レース終盤で粘り強さを見せ、自己ベストを更新した。一方、大学デビュー戦となった郡司を含む1年生は、ハイペースとなったレース展開についていけず、記録は伸びなかった。結果は以下の通り(上位3名と駒大関係のみ)。

<5000m>
【20組】
1着 山田翔太(カネボウ) 14:22:85
2着 坪内淳一(カネボウ) 14:27:39
3着 新松弘祥(関西大) 14:29:19
7着 玉木達也(営4) 14:33:40☆
10着 高瀬泰一(商3) 14:36:24
19着 宮本太助(地1) 14:43:21
35着 磯口良輔(心1) 15:14:25

【21組】
1着 松本 翔(明大) 14:25:46
2着 亀田健一(東京電力) 14:27:10
3着 宮沢公孝(国学院大) 14:28:31
29着 染谷滉二(法1) 15:00:20

【24組】
26着 糟谷 悟(05年度卒、現・トヨタ紡績) 14:41:45

【25組】
1着 刀祢健太郎(東海大) 13:58:60
2着 橋本隆光(城西大) 14:00:88
3着 中原 大(城西大) 14:02:76
15着 塩川雄也(04年度卒、現・SUBARU) 14:15:84
19着 井上翔太(G3) 14:20:80
23着 千葉健太(経2) 14:28:16

【26組】
1着 ナホム・メスフィン(カネボウ) 13:35:81
2着 サムエル・ドゥング(愛知製鋼) 13:36:24
3着 北村 聡(日清食品グループ) 13:42:08
9着 撹上宏光(経2) 13:50:85☆
11着 上野 渉(政2) 13:55:93☆
13着 治郎丸健一(06年度卒、現・日清食品) 13:57:57
19着 安西秀幸(07年度卒、現・日清食品) 13:59:69
28着 内田直将(03年度卒、現・トヨタ自動車) 14:16:79
33着 郡司貴大(市1) 14:29:26
※☆は自己ベスト

◆大八木弘明監督
「今日は撹上と上野が13分出して、2人は順調に仕上がっている。1年生は速いレース展開になってしまって、打ち上がって結果が出なかったのが残念だったが、こういう経験を生かして次につなげてほしい。(玉木の自己ベストは)4年生としては自己ベストを出せてよかったが、上がもっとしっかりやってくれるといい。(かすみがうらハーフは)次につながる結果だった。渡邉もだいぶ上がってきている。(今後の記録会では)2年生が頑張ってくれると思う」

◆井上翔太
「コンディションはよくなかった。練習にうまく対応できず、練習の悪いイメージを引きずってしまった。自己ベストは狙っていた。周りの選手は特に意識せず、自分がどんなもんか確かめたかった。でも、まだまだ力不足。次は5月最初の日体大記録会の10000mに出る予定。練習して5000mのイメージを払拭したい。関カレでは、自分のできることをしっかりしていきたい」

◆撹上宏光
「(今日は)練習はちゃんとできていたし、13分台を出せる自信はあったから強気に行けた。(2月の犬山ハーフは)優勝したということよりも、ライバルの大学に勝ち、学生トップだったことがうれしかった。それから、練習もさらによくなった。今日はレース展開が速くなることはある程度予想していたから、そこは積極的に走れた。(関カレに向けて)今年は2部に落ちちゃったけど、その中でも上位を狙っていきたい」

◆上野 渉
「(コンディションは)練習を積めてたので、7,8割よかった。ケガは1月の終わりに治り、本格的に練習を始めたのは3月くらい。その間はジョギングをしてた。(復帰戦となったが)久しぶりだったので、試合感を取り戻す感じで走った。そしたらいい結果が出た。(自己ベスト更新には)びっくりした。ただ、スタートがうまくいかず、気づいたら先頭集団と離れてたから、前についていけたらもっとタイムが出てた」

◆郡司貴大
「(コンディションは)悪くなかった。(最終組で出場したが)大学初レースだったし、速いレースになるのは予測できていたので、自分を試すつもりで走った。まだまだ力不足。(今回のタイムは)納得いってない。自己ベストまではいきたかった。3000mくらいからペースが落ちてしまって、そこが自分の我慢できないところ」

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