• 窪田 忍=陸上部道環寮前で(鈴木 亮撮影)

  • 茅原祐也

  • 渡邉 聡

  • 全国大会の出場経験も豊富で、安定した成績を残してきた窪田。写真は第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会のもの。

  • 4月3日の世田谷陸上競技会に出場した茅原。自己ベスト更新はならなかったが、実業団選手も出場した組で力走した。

陸上部新入生特集 Vol.2窪田、茅原、渡邉

[陸上競技部]2010年度陸上部新入生特集(2010年04月12日 06時18分)

 エース世代が卒業した今春、“新生駒大”にやってきた11人のルーキーたち。4年間の新たな陸上生活を迎えるにあたり、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。
 第2回目は、窪田忍選手、茅原祐也選手、渡邉聡選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『先輩もライバル』 
    ―窪田 忍選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―日本一の大学、日本一の監督の下で陸上をしたかったから
「尊敬する先輩は?」―(空欄)
「大学での意気込みは?」―常に全力で

コマスポ(以下、コマ):尊敬する先輩の欄に何も書いてありませんが・・・誰もいないんですか?
窪田 忍(以下、窪田):誰か・・・よくわからないです(笑い)。でも福井の大西さん(※1)はすごいと思います。箱根にも出てたし、日清でも結果を出してるから。

コマ:監督についてはどうですか?
窪田:大八木監督は尊敬しているけど、今は自分のことでいっぱいいっぱいです。

コマ:大学3大駅伝についてどのように思っていますか?
窪田:やっぱり箱根に出たいです。
コマ:箱根駅伝で走りたい区間はあったりするんですか?
窪田:特に走りたい区間はないけど、今年の6区を見ていて、下り(※2)がおもしろそうだと思いました。
コマ:今年だと千葉選手の区間賞がありましたよね。
窪田:はい。千葉さんは1年生だけどいい走りをしていました。先輩だけどライバルだから、負けたくないなと思いました。

コマ:他にもライバルだと思う方はいらっしゃいますか?
窪田:高3の時、撹上さんに都道府県(※3)で負けてるんです。その時から負けたくないと思ってますね。

(※1)大西雄三選手。駒大陸上競技部OB。99年度卒、現・日清食品。福井県出身で窪田とは同郷。
(※2)箱根駅伝6区、通称「山下り」。標高差864mを駆け降りるコース。第86回大会では当時1年生だった千葉健太(経2)が区間賞を獲得している。
(※3)全国都道府県対抗男子駅伝競走大会。毎年1月に広島県で開催される駅伝大会で、中学生~社会人ランナーで編成された47都道府県のチームで競う。

◆窪田 忍(くぼた・しのぶ)
経済学部経済学科1年
1991年12月12日生 血液型O型
166㌢53㌔
福井・鯖江中、鯖江高を経て入学
5000mベスト 14:03:40
10000mベスト 29:06:82
○高校での主な戦績
1年次
第62回国民体育大会 3000m11位 8:34:59
第58回全国高校駅伝 3区区間19位 総合19位
2年次
第59回全国高校駅伝 3区区間14位 総合17位
第14回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 福井代表として出場 4区区間7位 総合16位
3年次
福井県陸上競技強化大会 3000m1位 8:43:00
第64回国民体育大会 10000m8位 29:06:82
全国高等学校総合体育大会(高校総体) 5000m9位 14:07:17
福井県都道府県駅伝選考会 5000m1位
第60回全国高校駅伝 1区区間23位 総合22位
第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 福井代表として出場 1区区間12位 総合27位



『箱根に出て親、先生に恩返ししたい』
    ―茅原祐也選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―小学生からずっと憧れていたから
「尊敬する先輩は?」―千葉健太さん
「大学での意気込みは?」―3大駅伝全て勝つ

コマ:尊敬する先輩が千葉選手ですが、何か理由はあるんですか?
茅原祐也(以下、茅原):千葉さんは高校の頃から走りを見ていて、今年の箱根で区間賞取ったりずっと全国の上位にいたりして安定感があるんです。そういう精神力が強いとか、速いより強い選手になりたいと思っています。もちろん宇賀地さん(※1)も憧れだけど、身近な先輩としては千葉さんですね。

コマ:駒大にはなぜ入ろうと思ったんですか?
茅原:小学生から走ることが好きで、ずっと箱根見ていて、4連覇(※2)とかしてて、紫のユニフォームにはずっと憧れがありました。だからここに来られてうれしいです。
コマ:ずっと憧れていたんですね。
茅原:はい。だからお正月に箱根を走れたら、親、先生たちに恩返しができると思います。

コマ:実際にこのチームでの練習や生活を送ってみていかがですか?
茅原:駒大は上下関係が高校以上に厳しいけど、徹底されてると思います。練習も質が高くて楽しいし、こなせているし。

コマ:なるほど。3大駅伝についてはどのような気持ちをお持ちですか?
茅原:3大駅伝は1年生から出たいし、やっぱり走りたいです。
コマ:今後の意気込みをお願いします。
茅原:これからチームを盛り上げて、1年生の中でも中心の選手になりたいと思っています!

(※1)宇賀地強選手。駒大陸上競技部OB。09年度卒、現・コニカミノルタ。
(※2)箱根駅伝78回大会から81回大会までの4連覇。

◆茅原祐也(かやはら・ゆうや)
文学部歴史学科1年
1991年9月12日生 血液型O型
168㌢50㌔
長崎・崎辺中、諫早高を経て入学
5000mベスト 14:21:48
10000mベスト 29:55:16
○高校での主な戦績
1年次
第62回国民体育大会 3000m8位 8:30:34
第58回全国高校駅伝 4区区間37位 総合33位
第13回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 長崎代表として出場 1区区間31位 総合16位
3年次
長崎県高校総体 5000m3位 14:37:11、1500m2位 3:57:24
ジュニアオリンピック 3000m7位 8:36:70
第64回国民体育大会 10000m17位 30:09:30
第60回全国高校駅伝 7区区間15位 総合16位
第15回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 長崎代表として出場 4区区間7位 総合16位



『3大駅伝は目標』
    ―渡邉 聡選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強い大学でやりたかったから
「尊敬する先輩は?」―特になし
「大学での意気込みは?」―必ずはい上がってみせます!

コマ:尊敬する先輩・OBは「特になし」と書いてありますが、他校や実業団選手でも尊敬する人はいらっしゃいませんか?
渡邉 聡(以下、渡邉):佐藤敦之さん(※1)は尊敬しています。
コマ:どんなところを尊敬されているんですか?
渡邉:佐藤さんの努力はすごいと思うし、そこに憧れがあります。

コマ:3大駅伝についてはどのような気持ちをお持ちですか?
渡邉:3大駅伝は目標です。小学生の頃から箱根駅伝に出たいって思っていました。1年では厳しいかもしれないけど、チームの中心で走れるようにがんばりたいです。

コマ:「強い大学でやりたかった」とありますが、チームはどのような印象ですか?
渡邉:駒澤は伝統があるし、弱い選手も強くするところがすごいと思います。

コマ:駒大に入ろうと思ったきっかけは何でしたか?
渡邉:大八木監督が自分の走りを見てくれたんです。自分はスポーツ推薦じゃなくて一般で入ったので・・・。
コマ:スポーツ推薦じゃないんですね!
渡邉:はい、なので勉強との両立も頑張りたいと思います。

(※1)佐藤敦之選手。中国電力陸上競技部所属。

◆渡邉 聡(わたなべ・さとし)
法学部政治学科1年
1991年10月22日生 血液型O型
173㌢61㌔
東京・川口中、拓大一高を経て入学
5000mベスト 14:42:14
○高校での主な戦績
2年次
全国高校駅伝都道府県東京都予選会(東京都高校駅伝) 7区区間賞 総合優勝
第59回全国高校駅伝 7区区間33位 総合43位
3年次
関東高校総体 5000m 15位 15:34:01
関東高等学校陸上競技大会 南関東男子5000m決勝 15位 15:34:01
第64回国民体育大会東京都代表最終選考会 男子少年A5000m決勝 4位 15:56:10
第29回立川・昭島マラソン 高校生10㌔の部 5位 32:48
中学時代は陸上競技部がなかったため、3年間自主練習を積んでいたという経験を持つ。



次回は4月18日(日)、郡司貴大選手、石松大佑選手、磯口良輔選手の特集をお届けする予定です。お楽しみに!

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