• 駒大対決を制した桑原勇=東京体育館で(山田遼太郎撮影)

  • 3回戦を突破した渡井(橋本圭史撮影)

渡井、高羽、桑原勇が3回戦突破

[卓球部]62回東京卓球選手権大会第3日目(2010年03月12日 22時58分)

 62回東京卓球選手権大会第3日目が3月12日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス1回戦>
○渡井伯和(経3)3―1施(青森大)●
○吉田広平(政3)3―2渡辺(日本航空)●
○高羽卓哉(営2)3―0東溝(高田高)●
●加藤幹也(白子高)2―3神長(文星芸付校)○
○加藤悠二(秋田商)3―1谷口(愛工大)●
●楠野健吾(浜松商)2―3藤本(同大)○
●関本 健(帝京安積高)0―3平屋(埼工大)○
○松尾卓磨(開新高)3―1木村(黒学クラブ)●

<男子シングルス2回戦>
○桑原勇希(営4)3―1加藤●
○渡井3―0上原(日製日立)●
●宮澤 淳(心3)2―3中尾(福井商)○
●吉田1―3伊東(信号機材)○
○高羽3―0藤田(作新学院高)●
○盛田曜介(政2)3―2阿部(湘南工大付高)●
○佐藤 究(東山高)3―0村田(NTT東日本)●
○高橋 涼(古川学園)3―0千場(日大)●
●松尾1―3三田村(卓楓会)○

<男子シングルス3回戦>
○桑原勇3―0下川(東信電気)●
○渡井3―1原(JAそうま)●
○高羽3―0板倉(希望が丘高)●
●盛田2―3藤田(早大)○
●佐藤0―3胡(埼工大)○
●高橋0―3和田(愛工大)○

<男子シックスティ4回戦>
○富岡成一3―0増子(北区)●

<男子シックスティ5回戦>
●富岡2―3勝(大経大職員)○

 大会3日目は男子シングルスが行われ、駒大からは新入生を含め13人が出場した。試合は2回戦で前主将の桑原勇と、新入生の中で主力として期待される加藤との直接対決が実現。3ー1で先輩の桑原勇が試合を制し、そのまま3回戦も勝利した。その他、渡井と高羽も3回戦を突破し、明日から行われる4回戦に駒を進めた。また、男子シックスティで富岡成一監督が出場し、8強入りを果たした。

◆長崎隆志コーチ
「渡井は申し分なかった。主将が勝ち残ったのはチームにとって良い事。(新入生の加藤と桑原勇の対戦は)桑原勇希は引退して、勝たなきゃってプレッシャーから開放されてのびのびプレーしていた。だから、攻めていく加藤はリズムが合わなくてかわされていた。期待してる選手なので、こういう卓球もあるという事を知って、頑張ってほしい」

◆渡井伯和主将
「今日は調子もよく、メンタル的にも良かった。いつもは勝っていきたいという意識が強いけど、今日は無心で臨めた。(チームは)(吉田)広平には勝ってほしかったけど、チームとしてみたら雰囲気も良くて、力がついて来たと思う。(明日は)シチズンの谷口さんと対戦になるが、やるからには勝ちたい」

◆高羽卓哉
「昨日ダブルスで負けたけど、逆に吹っ切れた。自分の卓球が出来たと思う。(相手は)2回戦までは無名の選手だった。3回戦の相手はそれなりに力がある選手だったけど、向かっていけた。(先月の海外遠征で得たものは)帰ってきたばかりなんで、まだ実感はない。ただ、見て感じ取れたことはある。これから練習して、少しでも自分のものにしていきたい。(明日は)リーグ戦で1回負けてるんで、考えながらやっていきたい」

◆桑原勇希前主将
「(加藤との対戦は) ずっと練習に来てて、その時から五分五分だった。自分は今の方がうまく卓球が出来てるんで、現役のときにやってたら負けてたと思う。(駒大のユニフォームで最後の大会だが)(加藤)悠二と対戦する時は同じユニフォームになっちゃうんで、違うユニフォームを着ようと思ってた。けど、負けたら最後になるんで駒大のを着た。現役の頃は紫のユニフォームを着ても何とも思わなかったけど、今となっては4年間着てたんで、色々な思いがある。(明日は)厳しいと思うけど頑張る」

 なお、13日は10時から男子シングルス4~6回戦が行われる予定。

■会場へのアクセス都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口より徒歩1分、JR総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分

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