• 互いの健闘を称える市川(右)、権頭(左)=有明テニスの森公園で(山田遼太郎 撮影)

  • この日2試合を戦い抜いた林

  • 力強いサーブを放つ川口

市川が駒大対決を制し、準決勝進出!

[硬式テニス部]関東学生新進テニス選手権大会【女子】5日目(2010年03月05日 20時49分)

 関東学生新進テニス選手権大会【女子】5日目が3月5日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<シングルス準々決勝>
○市川有紗2(6―2、6―3)0権頭由梨●
●林 樹莉0(4―6、2―6)2谷口美紅(東洋英和大)○

<ダブルス準々決勝>
●林・川口0(1―6、6―7[5])2今出川・鍋谷(上武大)○

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント、[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 駒大対決となった市川、権頭の試合は市川が主導権を握る。権頭も第2セットは序盤までリードするが、市川の正確なストロークに苦戦。流れを変えることは出来ず、先輩の市川に軍配が上がった。林は第1セット、力強いショットを放ち果敢に攻めるが、接戦の末に落としてしまう。第2セットも相手の勢いに飲まれ敗退した。
 一方、ダブルスの林・川口は序盤からペースをつかむことが出来ない。第2セットは1―5からタイブレークまで持ち込む粘りを見せたが、最後は逃げ切られ敗戦した。

◆江口淳一監督
「(市川)有紗と権頭で対戦になったのは残念。それだけに他の2試合は勝って欲しかった。まだまだ色々なことが足りない。春関、インカレまでに修正したい。(市川には)シードなんで優勝して欲しい。ここまで来ただけでも大変だったと思うけど、勝ってくれないと困る」

◆市川有紗(政3)
「後輩が相手だったんでやりづらかった。(権頭は)球が低く、伸びてくるんで返しにくい。自分は攻めていくタイプだけど、焦らずチャンスが来るまで待っていた。(明日は)今日と正反対の相手だけど、自分のテニスをすれば勝てると思う」

◆権頭由梨(国2)
「出来ることをしようとしたけど、自分のテニスが出来なかった。お互い知ってるだけに、やりづらさはあった。(今大会は)去年は2回戦で負けたけど、今年は強豪相手に勝てた。悪いところもあったけど、良いところもあった。(市川には)キャプテンとして頑張って欲しい」

◆林 樹莉(営2)
「(シングルスは)難しい相手だと分かってた。とてもやりづらかった。相手のボールを打ち切れなかったのが課題。(ダブルスは)出だしで自分たちのポイントを取ることが出来なかった。1ー5から攻めたけど、取りきれなかった」

◆川口 瞳(英1)
「2セット目からタイブレークに持っていった粘りを最初から出せていれば、まだ分からなかったかも知れない。けど、粘れたことに関しては手応えを感じている。(今後は)普段から自分の力が出せるようにしっかりと練習していきたい」

シングルス準決勝は6日、同会場で行われる。

■会場へのアクセス
有明テニスの森公園
・りんかい線「国際展示場」駅下車、徒歩5分
・新交通ゆりかもめ「有明」駅下車、徒歩8分。または「有明テニスの森」駅下車、徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式テニス部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)