• 流れをつかみ切れなかった吉田=東京体育館で(鈴木亮撮影)

  • 苦戦を強いられた高羽(橋本圭史撮影)

吉田、高羽は3回戦で敗退、全日本に幕

[卓球部]全日本卓球選手権4日目(2010年01月15日 14時55分)

 平成21年度全日本卓球選手権4日目が1月15日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス3回戦>
●高羽卓哉(営2)0―3平野友樹(野田学園高)○
●吉田広平(政3)1―3池田和正(明大)○

 男子シングルス3回戦には吉田、高羽が出場した。吉田は明大の主将・池田和正と対戦。試合は相手ペースで進み、1、2セットを落とし追い込まれる。しかし、第3セットに反撃。11―7でセットを奪取する。この流れで相手を畳み掛けたいところだったが、第4セットは再び主導権を握られ、試合を落とした。高羽の相手は全日本女王・平野早矢香の弟である平野友樹。序盤から相手の素早い動きに苦戦し、劣勢を強いられる。後がない第3セットになると互角の展開を繰り広げるが、終盤に突き放され敗戦。4回戦に勝ち上がることは出来ず、今大会の全日程を終えた。

◆富岡成一監督
「(吉田は)あれだけ凡ミスが出ると厳しい。3セット目はしのいで、1本取ったら変わったけど。そういう事ができれば勝てる。頭と体で自然に対応出来るようにならないと。(チームは)自分たちの気持ちの良い練習ばっかりしてるから、学内で通用しても外じゃ通用しない。それが分かってくればリーグ戦にもつながってくる」

◆渡井伯和主将
「(高羽は)全体的に苦しかったけど、試合は出来てた。得点は自分のプレーで取れてる。練習でやってる事が世界で活躍してる選手にも通用する事が分かった。けど、ちょっと甘くなると返されてしまう。高羽だけじゃなくて、僕らが普段の練習で見逃してるところがある」

◆吉田広平
「やりにくい相手だった。今までやったことがないんで、自分の得意なプレーまで持って行くことが出来なかったのが敗因。どうしても勝ちたかった。タイムのとき、監督からは粘れと。その後の連続ポイントはたまたま。次の大会は個人ではベスト8、団体もベスト4を目指したい」

◆高羽卓哉
「相手は動きのある高校生の卓球。甘いボールを見逃さず、とらえられた。自分が攻めてるときのパターンは良かったけど、攻められたときに押し込まれてしまった。そこが1番の敗因だと思う。今後は欲を持って上を目指したい。2、3月にこの大会で出た課題を克服して、5月のリーグ戦につなげたい」

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