• 初回から連打を浴び、失点を重ねる海田=東農大グランドで(橋本圭史撮影)

エース乱調、大量失点で勝ち点逃す

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対東農大3回戦(2009年09月23日 19時09分)

 東都大学野球2部秋季リーグ対東農大3回戦が、9月23日東農大グランドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 001 1
東農大 1000 300 00× 13

      打安点
(8)小 林 310
DH赤 木 410
HD山 下 101
(3)笠 間 300
PR嘉 数 000
(7)椎 葉 510
(6) 岡  310
(9)谷 口 200
H9山 本 210
(4) 林  200
PH民 法 100
4 柴 田 000
(2)上村新 300
PH三 戸 100
(5)増 本 200
PH佐野逸 000
     計3251

▽二塁打=赤木、小林

      回  打安責
●海 田  2/3 1169
 小 倉  0/3 221
 守 重 22/3 1333
 白崎勇 42/3 1940


 初回、先発・海田智行(経4)が相手打線に捕まる。先頭打者に右中間安打を許すと、自身の失策と犠打で1死二、三塁とされ、左前2点適時打を放たれる。さらに死球や連打で失点を重ね、降板する。2死満塁から小倉元平(営2)が登板するが、2連続二塁打を浴び抑えられず、この回一気に計10失点。3番手・守重皓司(営4)が好投を見せるが、4回に乱れ、3点を奪われる。1死一、三塁の場面で代わった白崎勇気(営2)は、2死満塁の危機を招くが打ち取り、その後は相手打線を封じた。
 打線は走者を出すがあと一本が出ず、8回まで無得点。9回、1死二、三塁で代打・山下高久雅(法2)の遊ゴロ間で1点を返すのみに留まった。東農大に対し、3季連続で勝ち点を逃した。


◆小椋正博監督
「(今日は)見た通り。海田が思ったようなピッチングが出来なかった。次に期待。こんなの(初回に10失点)なかなかないから。守ってる野手に対しても失礼。エースって重圧があるのかもしれないけど。(打線は)10点取られると…1、2点取るにしても作戦も立てづらい。(敗因は)バント処理から2死で死球でっていうそういうとこ。あと一つが…2点を惜しんで大量10失点」

◆海田智行
「(今日は)僕のせい。全員に申し訳ない。向こうも合わせてきてた。今日のことはまだ整理ついてない。(後の投手陣を見ていて)全員いい。点差があったにしろ、いい球投げていた。(東農大に1勝も出来ず)悔しさしかない。本当に情けない。でもずっと引きずってる訳にもいかないのでこの反省を活かして切り替えて。メンタル的な所からしっかり整理して、肉体的な調整をして臨む」

◆守重皓司
「(今日は)代わってから最初は良かったが…途中から微妙にコントロールがズレてしまった。(海田のことは)自分の準備に必死でしっかり見ていない。(5奪三振だが)調子はいつもと変わらない。(次戦に向けて)また短いイニングを任されると思う。それに合わせて調整して、しっかり自分の仕事が出来るようにしていきたい」

◆白崎勇気
「(今日の試合は)負けてしまって残念だった。(海田の投球は)調子が悪い時は誰にでもある。自分もサヨナラの本塁打を打たれてしまったし。(満塁の危機では)点を取られていたので1点を惜しんでもしょうがないと思って、冷静に投げた。(次は)この負けを切り換えて試合に臨みたい」

なお、次戦・国士大1回戦は10月5日(月)に10:00から神宮第2球場で行われる予定。


■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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