• チームの仲間とともにガッツポーズを決める濱崎=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)

  • 連打で相手を圧倒する小山=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)

大“拳”闘!混戦リーグで準優勝

[ボクシング部]第62回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦(2009年07月12日 10時38分)

第62回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦が7月11日、後楽園ホールにて行われた。結果は以下の通り。

☆駒大7-2法大
【LF】林田太郎(経2)○ポイント●生田目暁大
【F】菅浦大輔(法4)○RSC●山本賢司
【F】永松翔太(政4)○ポイント●斉藤廉
【B】川端遼太郎(文1)●RSC●丸亀光
【Fe】小山大貴(仏3)○RSC●櫻庭周作
【L】越川孝紀(経1)○失格●飯田大幸
【LW】石原広大(地4)○RSC●重森厚志
【W】谷崎和人(営3)●失格○井上岳志
【M】濱崎良太(仏1)○KO●若旅光祐

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 フライ級・菅浦は序盤から打ち合いとなり、1R終了間際に相手を強打でダウンさせ、続く2Rでもダウンを奪い、RSC勝ち。主将としての気迫を見せた。フェザー級・小山は好機を狙って相手に連打を浴びせ、3度のダウンを奪うと、念願の大学リーグ戦初勝利を挙げた。ミドル級・濱崎は一年生ながらも堂々とした試合運びで、1R開始早々に強烈な一発で相手をダウンさせKO勝ちをおさめた。
 チームは今季最多の勝ち点7を挙げるも、わずかな勝ち点差で1部リーグ戦優勝を逃した。しかし、創部史上最高成績となる準優勝を果たした。
 また、谷崎はミドル級最優秀選手賞を受賞した。

◆平田文博監督
「(チームが大敗した)拓大戦が励みになった。谷崎が負けたのは予想外だったが、子供たちはよくやってくれた。1部昇格2年目で2位でしょ。去年は全敗したのに、ここまで来れたのは上出来」

◆熊本道之コーチ
「駄馬がサラブレット達に勝ったようなもん。勝てる試合に勝つのは当たり前」

◆小山田裕二コーチ
「選手たちは勝とうという気持ちが出ていた。最後まで諦めずに、言うこと聞いてよくやってくれた。チームとしては、今日は勝ち負けなしで持ってる力を出そうということで、その通りによくやってくれたと思う」

◆林田太郎
「今回の試合ではプレスを強めにかけていたが、結果として相手に効いていた。コーチからは大きくならず、コンパクトに手数で攻めていけと言われた。リーグ戦全勝だったが、全試合KOして勝ちたかった」

◆小山大貴
「今日はコーチに言われたことがちゃんとできた。今までは一発を狙って大振りになることが多かったけど、今日は手数を多くしてコンパクトにいった。それが相手のダウンにつながったと思う。リーグ戦で初勝利できて今までで一番嬉しい」

◆石原広大
「リーグ戦ラストだったので、ガッチンガッチンに緊張した。試合前にコーチからいつも通りにジャブでリードして相手に触らせるなと言われた。今回の試合で、左ボディアッパーの新しいタイミングを掴むことが出来た。試合に勝てて『どんなもんじゃい!』という気持ちだ」

◆濱崎良太
「今日はいろんな人が応援に来てくれてたんで、その分活かせたらいいと思ってパンチを打ったらいっちゃいました。試合早すぎてわかんないけど、練習でやったことができてよかった。右から左の返しでKO取った。(KO取れて)超気持ち良い。最高です。(今後については)来年もリーグ戦に出ると思うから、リーグ戦と全日・国体に向けてもっと強くなりたい」

〈関東大学ボクシング1部リーグ戦最終成績〉
優勝 拓殖大 3勝1敗 勝ち点22
2位 駒澤大 3勝1敗 勝ち点19
3位 東農大 2勝2敗 勝ち点21
4位 日本大 2勝2敗 勝ち点17
5位 法政大 0勝4敗 勝ち点9

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線・南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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