• 最終学年への思いを語る深津=陸上部道環寮で(山下順子撮影)

  • 北京五輪の選考会を兼ねた日本選手権で。並みいる強豪選手の中で4位に入賞した

  • 昨年11月の全日本大学駅伝ではアンカーを務め、3連覇のゴールテープを切った

最強カルテット・4年目に懸ける思い~Vol.1 深津卓也~

[陸上競技部]4年生カルテットインタビュー(2009年04月03日 13時31分)

トラックレースや駅伝では常に結果を残し、『最強カルテット』としてチームを引っ張ってきた宇賀地強、高林祐介、深津卓也、星 創太。下級生の頃から活躍してきた4人が、今年ついに最終学年を迎える。学生最後のシーズンが始まろうとしている今、一人ひとりに最上級生になっての心境や、今後の目標などを伺った。

 今回、選手のインタビューを3回にわたって掲載していく予定です。第1回目は、昨年のトラックシーズンで5000m、10000m共に自己ベストを更新し、大活躍を見せた深津卓也選手のインタビューをお届けします。



コマスポ(以下、コマ):ついに最上級生になりますが、今の気持ちはどうですか?
深津卓也(以下、深津):箱根駅伝で負けたので、優勝を取り戻すという気持ちですね。自分は主将ではないけど、最上級生としてしっかりやりたいです。

コマ:けがから復帰して、今の状態はどうですか?またいつ頃から走れるようになりましたか?
深津:2月の頭まで走れなかったんですけど、今やっと上がって来てます。

コマ:春のトラックシーズンには間に合いそうですか?
深津:トラックシーズンには少し遅れて入る感じですね。

コマ:復帰初の試合がアジアクロカンでしたが、走ってみてどうでしたか?
深津:アジアクロカンは練習の位置づけとして、試合の勘を取り戻すために出たんですよ。日本人の中でどこまで走れるかが課題だったんですけど、4番だったので練習としては良かったと思います。

コマ:今のチーム状況をどう思いますか?
深津:1年生が入ってきたんですけど、みんなが刺激を受けていて、練習を真面目に取り組んでますね。

コマ:期待の新入生はいますか?
深津:上野、千葉、久我、後藤田の4人(※1)。高校時代から力のある選手なので。話すことも多いですね。

コマ:最上級生という立場になって、チームに対する考えは変わりましたか?
深津:変わったと思います。今までは先輩に頼りっきりだったんですけど、最上級生になって、先輩に頼り切れなくなったので、今年は自覚を持ちつつ行動したいです。

コマ:成長できたことって何かありますか?
深津:自立できるようになったと思います。

コマ:2月から3月にかけての選抜合宿(※2)には行ったんですか?
深津:行ってないです。自分は寮合宿に参加しました。(寮合宿とは)大島、白子の合宿の間にやったんですけど、選抜行ってない人がやるものです。選抜と同じように、朝、昼、夕方と3部連の練習をしました。

コマ:今シーズンでどうしても成し遂げたい目標はありますか?
深津:駅伝で3つ(※3)優勝することです。チームの目標でもあり個人の目標でもあるんですけど、できるチームだと思うから、できる時にやりたいですね。

コマ:最後に、4年目に懸ける思いをお願いします。
深津:頑張りたいので応援よろしくお願いします!


(※1)上野 渉(政1)、千葉健太(経1)、久我和弥(社1)、後藤田健介(法1)の4人。5000m14分台前半のタイムを持ち、活躍が期待される。
(※2)陸上部では毎年2、3月に選抜メンバーで合宿を行っている。今年は伊豆大島、白子でそれぞれ合宿を行った。
(※3)大学3大駅伝といわれる、「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」のこと。


◆深津卓也(ふかつ たくや)
経済学部経済学科4年
1987年11月10日生まれ
群馬・東京農大二高出身
5000mベスト 13:43:01
10000mベスト 28:24:17
ハーフマラソンベスト 1:02:31
5000m、10000mのベストは駒大トップ。


次回は4月8日(水)、星創太選手のインタビューを掲載する予定です。お楽しみに!

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