• 格上相手に、冷静に試合を進めた桑原勇(右)、秋元組=東京体育館で(佐藤祐也撮影)

桑原勇、秋元組が強豪下し16強

[卓球部]第61回東京卓球選手権大会第2日目(2009年03月13日 08時45分)

第61回東京卓球選手権大会第2日目が3月12日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子ダブルス3回戦>
○吉田広平(政2)、渡井伯和(経2)組3―0井上、花田組(東北福祉大)●
●高羽卓哉(営1)、盛田曜介(政1)組0―3藤本、田代組(玉野光南高、倉敷工高)○
○宮澤 淳(心2)、橋爪克弥(営1)組3―2中村、沼田組(住友金属物流)●
○桑原勇希(営3)、秋元勇人(経1)組3―0平岡、和田組(遊学館高)●

<男子ダブルス4回戦>
●吉田、渡井組 2―3河原、谷口組(シチズン)○
●宮澤、橋爪組 1―3軽部、池田組(明大)○
○桑原勇、秋元組3―0石崎、大塚組(明大)●

<男子ダブルス5回戦>
○桑原勇、秋元組3―2坪口、垣原組(朝日大)●

<男子シックスティ2回戦>
●富岡成一(西東京クラブ)2―3藤原(花卓会)○

5回戦まで勝ち進んだ桑原勇、秋元組は、16強入りをかけ、全日本3位の経験を持つ坪口、垣原組と対戦。序盤からわずかながらリードを保ち、第1セットを先取。続く第2セットは終盤に追いつきデュースへ持ち込むが、競り負け落とす。第3セットは大差で奪うが、第4セットは終盤の連続失点から落とし、勝敗の行方は最終セットへ。冷静な試合展開で終始試合の流れをリード、効果的なタイムアウトも手伝い勝利。見事16強入りを果たした。

また、駒大の指揮を執る富岡成一監督は、男子シックスティの部に出場。昨年まで2年連続で準優勝中だったが、今年はフルセットの末2回戦敗退となった。

◆富岡成一監督
「サーブがどうこうとかじゃなく、やっぱり流れを引き寄せられるかがカギ。今日は冷静な表情だったけど、よく言っているように場の雰囲気を味方につけるプレーができるといい」

◆桑原勇希主将
「勝った試合の最中は、余計な事を考えてない。自信があるから、何をすればいいか考えて、出していくだけ。(明日は)ダブルスは強い選手なんで、向かっていくだけ。シングルスはスーパーシードまで行きたい」

◆秋元勇人
「成績を残さなきゃと思って、練習を頑張った成果が出た。明日は本当に向かっていくだけ。やれることを全てやる。シングルスはスーパーシードまで行きたい。」

◆渡井伯和
「出足は無心だった。けれど、勝ちが見えてくると、思い切って振り切れなかったりして甘いところを突かれた。技量はあるのにビビってしまうから、メンタルが課題。勝ちが見えても、向かって行く気持ちで臨みたい」

◆吉田広平
「最初は思い切って行って、簡単に取れた。でも第2ゲームは逆でだった。スタートダッシュを生かしたかったから、そこで弱気になった」

尚、13日は9時半から男子シングルス1~3回戦、13時から男子ダブルス5回戦~決勝が行われる予定。

■会場へのアクセス
都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口より徒歩1分
JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分

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