大接戦も踏ん張りきれず2部降格
[アメリカンフットボール部]2008年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦・1部2部入替戦(2008年12月15日 11時24分)
2008年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦・1部2部入替戦、対国士舘大戦が12月14日(日)、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。
駒大29-32国士舘大☆
1Q(0-3)
2Q(13-6)
3Q(0-20)
4Q(16-3)
1部リーグを全敗で終え、残留をかけ試合にのぞんだ。第1クォーター。相手のフィールドゴールで先制されるが、その後は互いに得点には至らず。第2クォーター。松川陽志のインターセプトが45ヤードのビッグリターンとなり、それを機にタッチダウンを奪い逆転。その後も加点し一気に点差を広げるが、第3クォーターで再び逆転され、一時は16点差をつけられる。だが、第4クォーターで反撃が始まる。岸田のタッチダウンと野村のプレーで8点を返すと、試合終了2分前で再びタッチダウンが決まり、ついに同点に追いつく。だが、その後2度の反則で相手に優位を与え、残り6秒でフィールドゴールを決められそのまま試合終了。わずか1年での2部降格となった。
◆山根大助主将(経4)
「4年間頑張ったのがたった3点で終わって、悔し涙に変わった。後輩にこんな思いは絶対にしてほしくない。(課題だったオフェンスは)そこまで悪くなかった。最初は点が取れなかったが、途中からどんどん攻めてタッチダウンして。ディフェンスはターンオーバーを2回。悪くなかった。ただ、相手が落としたボールを取った時、(点を取りに)行ける場面だったのに取れなかったのは、やっぱり詰めが甘かったのかなと思う。(今日の試合は)勝つことに対して、チームが1つになって集中していた。ここまでやって(1部残留)できなかったことを後輩が理解して、来年以降の練習の姿勢につなげていったら、今日の試合は意味があると思う」
◆千葉真之副将(法4)
「今日はオフェンスが出なくて、ディフェンスがインターセプトから得点されたのが残念。オフェンスがファンブルしたり、ディフェンスの足を引っ張ってしまった。1年通してそれが直らなかったのが悔しい。相手の方が1敗してから全勝しているから勢いがあった。1部はおもしろかった。11人全員が上手い。怪我ばかりで2年間練習出来なかったが、今日負けたけど最後に1部でやれて、先輩方やチームメイトに感謝している」
◆三鍋直博副将
「年間通してきた細かいミスが出た。(チームの雰囲気は)今まで全敗しているので、試合を楽しめなかった部分があった。今日は勝つためにプレーを楽しもうという気持ちが出ていた。(4年間は)辛かったけど楽しかった。(副将としては)疲れている時みんなの気持ちが落ちてしまうので、声出すとか、何かいい事を言うとか、気をつかった。(後輩に)チームが1つになる難しさは今年わかったので、全員が一丸となって、1つの目標に向かっていってほしい」
◆岸田浩貴
「競った試合ができて楽しかった。負けて後輩に何も残せなかったのが悔しい。(最大16点差つけられたが)シーズン中もそういうことがあったので、追いつけると思った。(敗因は)4年が踏ん張れなかったこと。1部は楽しかった。強かったけどうちがやることやれば通用すると思った。印象に残っているのは法大戦。1年のときは3部でずっと雲の上の存在だったから、1部に上がって対等の立場でやれた。4年間辛かったけど良い仲間に会えて、辛いことも喜びも一緒に味わえた。後輩には絶対1部に戻って欲しい」
◆野村享平(英3)
「勝たなければならない試合だったのに勝つことができなくて悔しい。(この試合に)勝つつもりで練習してきた。1部リーグは手が出ないほど厳しいものではなかった。個々の意識や1対1での競り合いなど改善していくことはたくさんある。来季は絶対に1部に上げたい」
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