• 正確なパンチで接戦を制した林田=加茂勤労者体育センターで(栃本佑花撮影)

林田、苦戦するも準決勝へ

[ボクシング部]第78回全日本アマチュアボクシング選手権大会・2回戦(2008年11月14日 19時18分)

第78回全日本アマチュアボクシング選手権大会・2回戦が11月14日、加茂勤労者体育センターにて行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級】
林田太郎(経1)○ポイント●木谷聡(明大)
【フライ級】
川村琢磨(政1)●RSC○三須寛幸(拓大)
菅浦大輔(法3)●RSC○平松孝澄(法大)
【ライトウェルター級】
関口和宏(社2)●棄権○川内将嗣(自衛隊)

※ RSCとはレフリーストップコンテストの略

大会2日目、ライトフライ級・林田(関東ブロック)は序盤から終始、相手の勢いある攻撃に苦戦しながらも的確なパンチで相手を攻める。その後も打ち合いが続き、接戦の末1ポイント差で勝利し準決勝進出を決めた。ライトウェルター級・関口(関東ブロック)は北京五輪出場の川内と対戦。格上の選手を相手に果敢に攻撃を仕掛けようとするも、3R45秒にダウンを取られ棄権した。

◆林田太郎
「今日の試合は、そんなにモチベーションが上がらなかった。相手は明大のエースでかなりの注目選手なので、そんな人と戦えるのは光栄だった。良いパンチを多くもらってしまい、足が止まりそうになったので狙いを定めて行くようにした。(均差のポイントだったので)結果を見て少し焦った。(明日対戦する生田目選手は)とても強力な選手だが、3戦して2勝している。絶対勝って決勝に進みたい」

◆川村琢磨
「がちがちに緊張しちゃって全然ダメだった。(試合までは)特別なことはせずいつも通りのことをした。1回やってみたかった相手だったから緊張したけど楽しみだったし、勝ちたいと思っていた。4年間のうちに全日本チャンピオンになりたいです」

◆菅浦大輔
「相手は強かった。攻めても上手く合わされてしまった。見合ってしまったのでもっと自分からいって、接近戦でもボディーと上が出れば良かった。パンチ力がある相手も打ち負けないようにしたい」

◆関口和宏
「相手はオリンピックに出場した方なので勉強になった。昨日の夜は緊張して寝られなかったけど朝起きたら吹っ切れた。でも試合になったら怖じ気付いてしまった。(敗因は)心の問題と相手の技術力の方が上だったこと。また一から基礎練習をして次の試合に繋げたい」

◆熊本道之コーチ
「林田は良くないね。手数が少ないし、調子が上がらないな。負けていても文句は言えない試合だった。川村はやってきた事が少しは出た。努力すれば今後は上位を目指せるよ。菅浦は相手の反則とレフェリーにやられた。教えた事も出せないで終ってしまった。関口は蛇に睨まれた蛙だったな。なかなか出来ない相手だから良い経験になっただろう」

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