• 終始攻め続けRSC勝ちした菅浦=加茂勤労者体育センターで(栃本佑花撮影)

  • 強敵相手に健闘を見せた石原(中込由香撮影)

菅浦、RSC勝ちで好発進

[ボクシング部]第78回全日本アマチュアボクシング選手権大会・1回戦(2008年11月13日 19時53分)

第78回全日本アマチュアボクシング選手権大会・1回戦が11月13日、加茂勤労者体育センターにて行われた。結果は以下の通り。

【フライ級】
永松翔太(政3)●ポイント○平松孝澄(法大)
菅浦大輔(法3)○RSC●渡邊立規(日大)
【ウェルター級】
西村直樹(経3)●ポイント○小林大輝(法大)
石原広大(地3)●ポイント○朴忠南(同大)

※ RSCとはレフリーストップコンテストの略

初日はフライ級・管浦(中国ブロック)が健闘した。序盤からスピード感ある強烈な打ち合いを展開し、相手との距離を取らず果敢に攻める。3Rに入ると相手のボディに力のあるパンチをねじ込み、3R1分23秒とRSC勝ちで、駒大唯一の白星を挙げた。また石原は互角に打ち合いを続けるも、大きな一手を受け6‐10で惜しくもポイント負けとなった。

◆永松翔太
「相手のガードが強かったこと、右肩のケガが調子悪かったこと、それが敗因になってしまったと思う。(相手の平松選手は)パンチ力がとても強い選手だった。事前に対策は立てていなくて、いつも通りやろうと試合に臨んだ。(次の試合は)4年生になるので、最後のリーグ戦。基本を1から勉強し直して、きわめてから戦っていきたいと思う」

◆菅浦大輔
「今日はいつも通りにいけた。試合も思い通りに進んでよかった。絶対勝つと思って、食ってかかるつもりで戦った。対戦に向けては特に何もしていないが、自分はガードがうまくないからなるべく頭を振って打つっていうのをちょっとでも出せればいいと思った。あとは上体が浮かないようにしたけど、いつもよりはできたと思う。(次は)リーグ戦でやっている相手だし、積極的にがんばりたい」

◆西村直樹
「相手とはインファイトになると思っていたので付き合わないようにしていた。でも相手に付き合ってしまい、それが敗因になってしまった。課題は相手に合わせないこと。(次の試合に向けては)走り一本でスタミナを向上させます」

◆石原広大
「(勝敗は)どうかなとは思ったけど、勝ったとは思わなかった。アウトボクサーとして向こうの方が数段上でポイントの取り方が上手い。勇気を出して前に行けたのが良かった。自分が進歩したので良い勝負ができたのだと思う」

◆小山田裕二コーチ
「永松は良い上下が打ててたしポイントはもっと接戦だと思った。肩を痛めていた影響があったのかな。菅浦は深いパンチを当てていて、久しぶりに良い試合をした。西村は勝てる相手に攻めきれなかった。4Rで盛り返したけど最初から勇気をもってやらなくちゃ。石原は勝てた試合だったけど3Rに足が止まってしまったし、パンチに正確さが足りなかった」

発行冊子最新号一覧背景(左)

ボクシング部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)