• 大観衆の中、ゴールに飛び込む深津=伊勢神宮ゴールで(山下順子撮影)

  • 大学初の区間賞を獲得した太田=三重県松阪市・第6中継所付近で(田中裕葉撮影)

大混戦の末、駒大史上初の三連覇!

[陸上競技部]第40回全日本大学駅伝対抗選手権大会(2008年11月02日 21時23分)

第40回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月2日、愛知県熱田神宮~三重県伊勢神宮の8区間106.8kmで行われた。
 駒大と早大の一騎打ちと言われた今大会。1区、ハイペースで進み、脱落する選手がたくさん出る中、星が2位でタスキをつなぐ。その後、4区まで早大、東洋大に続き3位でつないだ。5区で1年生の井上が初出場ながら積極的な走りで2位に順位を上げると、6区・高林は区間賞の走りで早大との差を徐々に詰める。逆転劇を演じたのは7区・太田。7km過ぎに首位・早大を捕らえると、今大会初めてトップに立ち、アンカー深津へタスキリレー。太田は大学初の区間賞に輝いた。深津も安定した速さをキープし、そのまま首位でゴール。史上4校目、駒大史上初の3連覇を成し遂げた。結果は以下の通り(上位3位までと駒大のみ)。

★総合成績★
1位 駒大 05:16:17
2位 早大 05:17:01
3位 山学大 05:17:54

★個人成績★
1区(14.6km) 星 創太(営3) 43:07②(2)
2区(13.2km) 宇賀地強(法3) 37:56④(3)
3区(9.5km) 我妻伸洋(国4) 27:42②(3)
4区(14.0km) 池田宗司(法4) 41:41⑦(3)
5区(11.6km) 井上翔太(G1) 35:00④(2)
6区(12.3km) 高林祐介(歴3) 36:15①(2)☆
7区(11.9km) 太田行紀(商4) 35:35①(1)☆
8区(19.7km) 深津卓也(経3) 59:01③(1)
※○は個人順位、( )は総合順位、☆は区間賞

◆大八木弘明監督
「みんな故障もなく走ってくれた。(3連覇して)ほっとしている。みんな設定タイムよりいいタイムだった。基本的にはよかった。(箱根に向けて)なんとか不安はなくなった。我慢をしなくてはいけない。粘りの走りを掲げている。粘りで勝ち取ろう」

◆高林祐介
「自分でやろうと言うより、8人皆でやって、8人の勝負だとスタート前から言ってた。タイム的には設定タイムと同じくらいだったから、ギリギリ合格。平均で行けたかな。出雲、全日本と上げて来たから箱根でまとめができればと思っている」

◆太田行紀
「やっぱり駒大は一人ひとりの総合力。プレッシャーはあったけど、ここまできたらやるしかないと思ってやった。前より精神面は強くなったから、自信が出てきた。4年だから最後しっかり走って卒業したい」

◆深津卓也
「優勝できて嬉しい。みんながつないできてくれたので。調子は良かった。前半突っ込めたのは、夏合宿をやってきて自信がついたから。(課題は)もっと速いスピードで押していくことに不安があるので力を高めていきたい」


※「駒スポ速報メール」の不具合で、みなさまにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

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