• 9回、決勝打となった打球の処理に失敗する屋宜=神宮第2球場で(梅田晶衣撮影)

海田連投も連敗で1部復帰に黄信号

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対国学大2回戦(2008年10月01日 17時18分)

東都大学野球2部秋季リーグ対国学大2回戦が、10月1日に神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

国学大 020 000 001 3
駒 大 001 010 000 2

       打安点
(8)屋 宜  410
(6) 岡   420
(4) 林   522
(7)椎 葉  100
DH赤 木  200
(9)山本祐  200
(3)笠 間  410
(5)涌 井  300
PH石 橋  100
(2)上 村  300
PH前 原  100
      計3062

▽二塁打=岡、林

     回 打安責
●海 田 9 4073

 連投となった先発・海田智行(経3)は2回、2死から連続四球で一、二塁とすると左越2点適時二塁打を浴びる。1失点に食い止めたかったが椎葉謙(法3)が打球を見失った間に一塁走者も生還し早々に2点を失う。だが3回、2死から岡将吾(法1)、林裕也(経3)の連続二塁打で1点を返すと、5回にも2死二塁から林の右前適時打で同点とする。海田は毎回走者を背負う投球となるが切り抜けるも9回、2死一塁から中前に運ばれ、屋宜尊世(禅4)が打球の処理を誤った間に生還を許し逆転される。最後は2死一、三塁で林に回るも二ゴロに倒れ、春季リーグ6位の国学大に連敗を喫した。

◆小椋正博監督
「(勝ち点を逃し)優勝がなくなったということ。あとは他力に頼るしかない。(適時打を2本放った林について)最後に打たなきゃ意味がない。見ての通り。試合前のミーティングで対策をしていたので相手投手には特に苦労しなかった。後は全部勝つしかない」

◆屋宜尊世
「(9回の守備は)取れると思って行ったがだめだった。(5回のチャンスメイク)昨日対戦してだめだったピッチャーで、まだ見えていなかったので振って行こうと思った。積極的に行った。(勝ち点を落として厳しくなったが)まだわからないので2つ(2カード)勝って(国学大に)プレッシャーを与えたい」

◆海田智行
「悔しい。不甲斐ないです。(9回打たれた球は)スライダー。あれがワンヒットで二、三塁だったら抑えたけど、仕方ない。僕の責任です。(連投だが)疲れはなかった。昨日訳わかんないピッチングしたんで、今日はやってやるぞという気持ちだった。今日勝てば明日も(先発)だった。(辛くはないか)ここまできたら投げるしかない。プライド。あとは、うちはもう負けないので国学にどっかでコケてもらうしかない。とにかく全力でやるだけ。頑張ります」

◆林裕也
「最後は粘ったけど、そんなに甘くはなかった。(適時打2本について)両方とも真っすぐ。(相手先発投手について)コントロールもなく、勢いだけだったので、打ちにくいということはなかった。チーム状態は悪くない。これからは絶対に全部勝つつもりで戦っていく」

なお、次戦・拓大1回戦は10月14日(火)に10時から神宮第2球場で行われる予定。

■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分


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