• OB・安西(右)と自主練習する、岡本(中)と池田(左)=志賀高原で(田中裕葉撮影)

  • 早朝から練習をこなす池田(右)、宇賀地(左)(千石陽香撮影)

  • 後ろから激を受けながら走る選手(佐藤祐也撮影)

  • 過酷な距離を力走する選手

陸上部夏合宿'08~三大駅伝制覇への道~

[陸上競技部]夏合宿レポートin志賀高原(2008年08月27日 15時42分)

8月17日~9月4日の日程で、例年通り長野県(野尻湖→志賀高原→野尻湖)で夏合宿を行っている陸上部。今回は二次合宿にあたる志賀高原での練習を1日半取材した。


<スケジュール>

【25日】
6:00  朝練
    
7:30  朝食

10:30 午前練習

13:15 昼食

16:00頃 自主練習

18:30 夕食


【26日】
6:00  朝練

7:30  朝食

10:30  午前練習


部員全員とマネージャー、監督、コーチ、そしてOBを含む実業団選手の大所帯で練習をしている今回の合宿。霧雨が降る早朝6時に、選手は宿舎前の駐車場で準備体操を始め、体をほぐす。体操が終わると監督からの指示を受け、ランニングを開始。コーチの乗る車と並走をしながら、2つの集団に分かれて走った。朝食後は午前練習へ。この日は各自で120分のジョッグを行った。個人で思い思いのコースを走る。途中、高橋正仁コーチが自転車で選手を見回りに行く場面も見られた。


夏合宿に初めて参加する1年生。慣れない練習生活で故障者も出る中、「三大駅伝でメンバー入りしたい」と意気込む選手もいた。意識の高さがうかがえる。


昼食後に少しの自由時間をはさんで、16時頃から自主練習へ向かう。各選手、様々に準備をし、自分の体調に合わせたメニューで練習を始める。一人で走ったり、先輩後輩で走る姿も見られた。午後18時前には宿舎に段々と戻り、その日の練習を終えた。


26日の朝練は、各自で昨日と同じコースを走り、朝食後の午前練習は、チームに分けられ、集団で30kmを走るという練習を行った。大八木弘明監督の乗る車は主力を含むAチームを追い掛け、スピーカーから激を飛ばしていた。終盤で遅れる選手も出たが、ほとんどがこの過酷な距離をこなした。


◆大八木弘明監督
「(一次合宿は)今年もまたうまくいった。二次合宿も主力メンバーは故障もなくいけている。全体として順調にきている。3、4年がやはり強いから、1、2年ももう少し頑張ってほしい。(駅伝シーズンに向けて)今年は三大駅伝、全部勝ちに行くつもりでいくので、しっかり調整して頑張っていきたいと思う」

◆池田宗司主将(法4)
「(今の調子は)疲れが取れてきて、悪くはない。(チームの様子は)3、4年が非常に頑張ってるのでいいチームになってくると思う。(三次合宿は)最後のクールになるのでしっかりやって、夏合宿のまとめにしたい。(駅伝シーズンに向けて)全部走ってチームに貢献し、みなさんの期待に応えられるようにしたい」

◆深津卓也(経3)
「今の状態はいい。(一次合宿は)まだ疲れが来る感じではなかったし、厳しく追い込みをかけてるわけでもなかったから、合宿の足作りとして臨んだ。(三次合宿は)秋に向けて本格的に強化したいと思う。(駅伝シーズンに向けて)駒大の人たちに見せても恥ずかしくないように頑張りたい」


《編集後記》
今回取材をさせてもらった日はあまり天気がよくなかった。しかし、選手は雨に打たれても、黙々と練習に取り組んでいる。その姿には、これからの更なる活躍を予感させられた。駅伝シーズンに向けて飛躍するチームに期待したい。


※「夏合宿中のおもしろいエピソードは?」の問いに「トランプで大富豪をしている」と答えてくれた選手たち。負けたら何をするかは教えてくれなかったが、フリーの時間を思い思いに過ごしているようだった。

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