• 2セットを先取されながら逆転勝ちした桑原勇(右)、秋元組=広島市東区スポーツセンターで(佐藤祐也撮影)

5年連続でランク入り果たす

[卓球部]第78回全日本大学対抗卓球選手権大会3日目(2008年08月10日 06時10分)

第78回全日本大学対抗卓球選手権大会3日目が8月9日、広島市東区スポーツセンターにて行われた。結果は以下の通り。

決勝トーナメント1回戦
☆駒大3―2東洋大
S1●渡井伯和(経2)1―3須保○
S2○桑原勇希(営3)3―1渡辺●
D ●桑原勇、秋元勇人(経1)組2―3須保、赤穂組○
S3○秋元3―0藤原●
S4○桑原勝人(法3)3―0佐藤●

同2回戦
☆駒大3―0京都産業大
S1○桑原勇3―0瀬能●
S2○渡井3―0瀬川●
D ●桑原勇、秋元組1―3瀬能、河野組○
S3○秋元3―0川崎●

同準々決勝
駒大1―3中大☆
S1●桑原勇1―3森田○
S2●渡井1―3伊積○
D ○桑原勇、秋元組3―2森田、瀬山組●
S3●秋元1―3瀬山○

決勝トーナメントで駒大は東洋大、京都産業大の2校に勝利し、5年連続のランク入りを決めた。準々決勝では、同じ関東で格上となる中大と対戦。2敗して後がない中始まったダブルスだが、相手に2セットを先取されベンチのムードにも陰りが見えた。しかし、3セット目から今まで取りこぼしの多かった秋元が調子を上げ、桑原勇とともに「やれることをやる」と意気込んでから試合の流れが変わった。相手は勝利を確信したのかスキができ、駒大が打ち合いを制する場面が増え、徐々にリード。11―8でそのセットを取り4、5セットはともに11―7で勝利した。

◆富岡成一監督
「東洋大戦はいきなりヒヤヒヤした。中大はこっちの決め球をひょいとつないでくる。これは何球分もの意味がある。渡井とあと高橋(智広、英3)は秋に使いたいから伸びてほしい。渡井はかなり自信をつけたと思う。みんな足りないものは分かってる。それをいかに早く得られるかが課題。」

◆桑原勇希
「東洋大戦のときはチームの雰囲気が良くなかったけど、後半の選手がなんとかしてくれた。京都産業大のダブルスは、レシーブが特に良くて手出しできなかった。(昨秋ストレート負けした森田から1セット奪いましたが)成長してるのは自分だけじゃなくて相手も同じ。勝ち負けよりも、力を出すことを意識した。最後のダブルスは3セット目あたりから開き直って自分たちの力をすべて出そうとしたのと、秋元のエンジンがかかってきたのがいい方向に働いた」

◆秋元勇人
「(2試合連続が多かったですが)そのほうが調子が上がるので、大丈夫だった。少し苦しいときもあったけど、とにかく足を動かして頑張った。(最後の瀬山との試合は)とにかく5人目につなげるようにやった」

◆渡井伯和
「格上には向かっていけるんだけど、格下相手にはびびったり、メンタル面の弱さを感じた。競り合いとかでも相手より弱気で、気持ちの面でもっと成長したい」

尚、8月10日に行われた決勝トーナメント準決勝、決勝の結果、駒大は6位となった。過去の結果は前々年度8位、前年度7位であり、年々順位を上げている。

1位 青森大
2位 中 大
3位 明 大
4位 筑波大
5位 専 大
6位 駒 大
7位 愛工大
8位 日 大

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