• 6連覇し、喜びのポーズを決める男子団体メンバー=東京体育館で(沢田衣里撮影)

  • メダルを噛み、形と組手のW優勝を喜ぶ女子メンバー(大沼史佳撮影)

圧巻!団体組手でアベックV

[空手道部]内閣総理大臣杯第51回全国空手道選手権大会(2008年07月06日 21時44分)

内閣総理大臣杯第51回全国空手道選手権大会が7月6日、日本武道館で行われた。形はポイント制で、各ブロック上位4チームずつ計8チームが順位決定戦に進む。組手は2分2ポイント先取制(男子個人は決勝のみ5分3ポイント先取制)のトーナメント方式。結果は以下の通り。

【団体戦男子組手】
優勝
☆駒大4-1愛知学院大★
先鋒○佐藤光直(法3)2―1小川
次鋒○佐藤龍冶(商3)2―0間宮
中堅○竹田純哉(法4)2―1芥川
副将○大木正歳(政4)2―0河合
大将●志村龍己(仏4)1―2稲木

【団体戦女子組手】
優勝
☆駒大2-1大正大★
先鋒○川島 岬(国2) 2―0笹
中堅●北村友希(心3) 0―2藤原
大将○遠藤由貴奈(社4)2―1石塚

決勝までコマを進めた男子団体組手。大将戦では惜しくも敗れるが、先鋒から副将戦では余裕を残す戦いぶりで圧勝し、6連覇を達成した。
 一方、3年ぶりの優勝を目指し臨んだ女子団体組手。先鋒・川島がスピードある攻撃で2本連取し先勝するも、次鋒・北村が相手の攻撃を崩せず敗れ、1-1で大将戦へ。すべてが決まる大一番に、遠藤が積極的に攻める試合運びで勝利を収め、宿敵・大正大相手に優勝を決めた。

【個人戦男子組手】
準優勝
猪越悠介(OB)
ベスト8
小林邦雄(OB)
杉山俊輔(OB)
ベスト16
島袋徹一(経2)
栗原一晃(OB)

【個人戦女子組手】
優勝
奥家紗都美(OG)

【個人戦男子形】
優勝
小林邦雄(OB)
準優勝
齋藤祐樹(OB)
ベスト8
舛田翔平(英4)

【個人戦女子形】
3位
深作世理乃(G1)
ベスト8
安藤紗衣(地3)

【団体戦都道府県対抗戦組手】
優勝 静岡
清水克彦(経4)
高杉聡哉(OB)

 個人形では舛田と深作がそれぞれ決勝に進んだ。1年生ながら「五十四歩小」を力強く演武した深作は同率3位で順位決定戦へ。昨年3位と実績のある相手を0.2点上回り、学生では駒大史上初の個人形入賞を決めた。舛田も初の決勝で堂々の演武を披露し、5位入賞を果たした。なお、男子個人形優勝は小林、2位は斉藤と駒大OB勢の活躍も目立った。
 個人組手では奥家が2連覇を達成したほか、OB勢の入賞が相次いだ。
団体戦都道府県対抗戦では、静岡代表の先鋒として出場した清水が一本勝ちを決め、チームの優勝に貢献した。

【地域優勝表彰者】
高校生女子組手・形
深作世理乃

◆大石武士師範
「(女子組手、形のダブル優勝については)文句なし。作戦通りにいった。(強敵・大正大に勝ち)自信に繋がったと思う。深作の個人戦で形3位は、学生では初。すごくよく頑張った。(男子団体組手優勝は)欲を言えば5―0が良かったが、勝てば言うことなしです。どの大会でも優勝することは大事。今後は、互いにもっとライバル心をもって稽古に取り組めば更に伸びるだろう。(目標は)もちろん3冠」

◆竹田純哉主将
「(今日は)気持ちが皆乗っていたので、朝から最後まで集中でき内容も良かったので、前期の締めくくりとしては良かったです。優勝は勝って当たり前。(アベック優勝については)初めてだったので良かったです。OBの活躍は刺激になった。後期は気持ちを新たにして、全日本に照準を当てて頑張っていきたい」

◆遠藤由貴奈
「優勝が欲しかったので本当にうれしい。チームのみんなを思って試合に集中できました。試合中、応援してくれているみんなの顔が見えていたのでかなり強気になれて前向きに攻めれました。今後もこれを励みに頑張りたいと思います」

◆清水克彦
「都道府県対抗・組手は)2年連続で2位だったんで今年こそ優勝をって目指してたので良かったです。(個人戦では)外国人選手と身長差があってやりづらかった。恐さはなかったけどつい突撃していっちゃいました(笑)。今後も出れる試合は良い結果が出せるようにしていきたいです」


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