• 団体戦で気合いの入った相撲を見せる中村=両国国技館で(斎藤静香撮影)

  • 伊東(右下)を破り、笑顔の新田=両国国技館で(齊藤太一撮影)

  • 法大戦で奮戦する高原。チームで8強入りをつかんだ=両国国技館で(斎藤静香撮影)

団体、価値ある8強!新田は大金星

[相撲部]第87回東日本学生相撲選手権大会(2008年06月08日 23時21分)

第87回東日本学生相撲選手権大会が6月8日(日)、両国国技館で行われた。
 
団体戦Aクラス予選
1回戦 
☆駒大3−2中大
高原寛生(禅3)●(突き出し)津島
竹谷真栄(法4)○(押し出し)平山
清藤竜太(経2)○(引落とし)宮本
田村龍一(商2)●(押し出し)横手
中村直樹(経3)○(小手投げ)馬場
2回戦 
☆駒大3−2法大
高原○(押し出し)房永
竹谷●(肩透かし)園田
清藤●(寄り倒し)東
田村○(押しだし)佐藤
中村○(上手投げ)戸部
3回戦 
駒大0−5日体大☆
高原●(突き出し)伊東
竹谷●(突き出し)名月院
清藤●(上手投げ)宮本
田村●(突き出し)橋本
中村●(寄り切り)立野
※7位で優秀8校決勝トーナメントへ

優秀8校決勝トーナメント
1回戦 
駒大0−5日体大☆
高原●(送り出し)山口
竹谷●(引き落し)高山
清藤→
渡辺翔太(仏2)●(押し出し)冨田
田村●(突き出し)佐久間
中村●(寄り切り)オチル

個人戦予選トーナメント
1回戦
高原●(寄り切り)五十嵐(大東大)
新田恭司(法2)○(押し倒し)伊東(日体大)
竹谷●(送り出し)川端(早大)
渡辺●(寄り切り)山根(法大)
薄達典(経4)●(引き落とし)河野(国士大)
2回戦
新田●(上手投げ)前田(東農大)
清藤●(下手投げ)戸部(法大)
中村●(突き出し)奥村(東農大)

 昨年からの戦力低下が懸念されて迎えた今大会。団体戦では、伝統大の中大に竹谷の押し出しや、中村の技ありの小手投げなどで勝利。法大との試合も高原、田村の好相撲で接戦をものにして8強(決勝トーナメント)進出を決める。完敗した日体大、日大とは地力の差があった。個人戦では全選手が予選2回戦で敗退する中、新田が昨年のアジア選手権(中量級)で優勝した日体大の伊東を、着実に前に出る相撲で撃破する大金星をあげた。

◆中村直樹
「(団体戦8強は)想定内だった。投げの調子はよかった。団体戦で力を使い果たしてしまって、個人戦では力を出し切れなかった。(監督やコーチには)試合前なにもいわれていない。なにもいわれなさすぎて、諦められてるのかと思うくらいくらい。団体はやはり今までの伝統があるので、チーム一丸となって1部に残るという部分での精神的な違いはありました。課題は前に出る力をつけること。チームのポイントゲッターになること。個人では10点、団体では93点です」
◆新田恭司
「(個人戦の金星は)勝てるとは思ってなかった。勝っちゃいました。がむしゃらに取っていた。試合後は部員にいじられました。自信もついたし、気持ちよく相撲を取れた。(2回戦は)相手が小さくてやりずらいタイプだったですね。負けてしまったので、もっと攻める、前に出る相撲を磨きたい。今年は戦力が落ちると心配されていたが、団体で1部に残れたのは大きい。」
◆田村龍一
「緊張していた。(団体戦で)1勝できたけど、もっと出ていく相撲を取りたい。監督からは簡単に、気合い入れてけといわれました。もっと頑張りたい。」

なお、第35回東日本学生相撲個人体重別選手権大会は7月27日に靖国神社で行われる。
■会場アクセス
東京メトロ半蔵門線・東西線、都営新宿線「九段下」駅から徒歩5分。靖国神社内

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