• プレッシャーに勝ち大将戦を制した志村=愛知県体育館で(近藤健吾撮影)

  • 連覇を決め笑顔の部員たち

4年生の活躍光り、逆転Ⅴ2!

[空手道部]第44回東日本空手道選手権大会団体組手(男子)(2008年05月18日 21時04分)

第44回東日本空手道選手権大会団体組手が5月18日、愛知県体育館で行われた。競技方法は2分6ポイント先取(準々決勝からは3分8ポイント先取)。結果は以下の通り。

【決勝戦】
○駒大3─2拓大
先鋒●佐藤光直(法3)2―8川淵弘希
次鋒○竹田純哉(法4)8―1長田繁洋
中堅●佐藤龍治(商3)1―8黒川昌憲
副将○大木正歳(政4)8―2伊藤翔太
大将○志村龍己(仏4)8―6長島君典

☆優秀選手☆
大木正歳
竹田純哉
志村龍己

 連覇を目指し挑んだ男子団体は初戦から難なく勝利を挙げる。迎えた決勝は、駒大のライバルでもある強豪・帝京大を準決勝で破った拓大との対戦となった。技術では勝るも、勢いに乗る相手のペースに翻弄され、先鋒、中堅戦を落としてしまう。負けられない副将・大木は序盤から果敢に攻め、開始1分で白星を挙げ次の大将戦へと繋いだ。優勝を委ねられた大将・志村は前半、相手に連続で有効を奪われ点差が広がってしまうが、そこから3連続で上段突きを決め同点に追いつく。再びリードされるが、直後に中段蹴りが決まり逆転に成功。その後は相手にリードを許すことなく勝利し優勝を決めた。途中、危機に陥るも4年生3人が全員勝ち、連覇に大きく貢献した。

◆大石武士師範
「(連覇して)気持ちいい。もう1回勝てれば優勝回数が最多になるので、東日本は3連覇したい。(決勝戦の)あの接戦を制したことは、5-0で勝つより印象が良かった。連覇は嬉しい。4年生の3人が全員勝ってくれたことは良かった。よく頑張った。(接戦だったが)竹田、大木、志村は勝ってくれると信じていた。(今後の課題は)精神面をさらに強化すること」

◆竹田純哉主将
「連覇は気持ち良かった。(決勝戦で4年全員が勝ったことは)先輩の意地を見せれた。この間の関東個人戦での悔しさがあったので、その分気持ちは乗っていた。今後はまず個人よりも団体で全部勝って優勝していきたい。(チームの目標は)レギュラーだけではなくチーム全員の技術や精神面を強くすること」

◆大木正歳
「2連覇できて嬉しかった。今日は初戦で緊張して動きが良くなかったけど、2回戦から落ち着いていい試合ができたと思います。拓大は帝京を倒して勢いに乗っていたのでとても手強かった。(課題とする)精神面の強化はまだまだですが、(今日の試合で)少しずつ克服できてきたと思う。試合の中で集中力が欠ける場面があったので今後の課題にしたい。(今後の目標は)まずは6月にある全日本個人に向けて頑張りたい」

◆志村龍己
「(連覇して)本当に嬉しい。4年間通して、最後にいい東日本で終われて良かった。師範やコーチ、みんなに感謝したい。(決勝戦は)緊張したけど、観客席の声が原動力になった。相手は前から当たっているので楽しんでやろうと思った。この前の大会は気持ちで負けていたから、技術面よりも気持ちの面を意識していた。今日はチーム全員の力で勝てたので嬉しい。(次の大会も)みんなの力で勝ちたい」

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