• 8回2死満塁の場面で逆転三塁打を放つ佐野=神宮球場で(藤田漠撮影)

佐野が決めた!8回2死の逆転劇

[硬式野球部]東都大学野球春季リーグ対青学大戦2回戦(2008年04月30日 17時58分)

東都大学野球春季リーグ対青学大2回戦が、4月30日に神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


青学大 200 010 000 2
駒 大 000 200 03x 5

       打安点
(4) 林  410
(6)赤 木 320
(9)上 田 200
(3)前 原 310
DH山本祐 200
PH高 山 100
(5)笠 間 311
(8)佐野逸 414
(7)増 田 400
(2)山本裕 200
     計2865 

▽三塁打=佐野逸

      回  打安責
 海 田 40/3 1962
 坂 口   3 1340
○加 茂   2 710

 2点を追いかけ迎えた4回。1死二、三塁で笠間将裕(商2)の中前適時打で1点差、続く佐野逸人(社3)の内野ゴロの間に同点に追いつく。しかし直後の5回、先発・海田智行(経3)が無死から2安打を浴び再びリードを許す。さらに無死満塁とされ、坂口智行(歴4)に継投。2度の本塁での封殺などでピンチを切り抜けた。8回、2死満塁から佐野が右越え3点適時三塁打を放ち逆転に成功。9回を加茂勇作(国2)がきっちり抑え、3週間ぶりに勝利した。


◆小椋正博監督
「上級生がどういう戦いができるか。東都は素質だけでやると大変。身をもってわかった。きつい。(佐野は)粘り強いから変える気はなかった。腹くくってやってもらいたい。(連敗止まって)良かった。土壇場で残った」

◆坂口智行
「(5回途中から登板し)緊張したけど、カバーしようとした。今までやらかしているので借りを返せて良かった。満塁になった時はホームゲッツーにしようと思ってた。暑くて少しやばかった(新しい神宮のマウンドは)そんなに変わってなく、投げやすい。明日勝ち点取って流れよく東洋、立正に臨んでいきたい」

◆佐野逸人
「流れが良かったので乗っていけた。前まで代打だったけど、調子上がってきて使ってもらえるようになった。チャンス活かしておもいっきり振れてよかった。今日は皆勝ちに行く、失うものはないという気持ちで(臨んだ)。皆が乗せてくれて打てた」

◆加茂勇作
「前の試合で点取られてたので、勝つっていう意識でした。いつも通りの投球。調子はあんまりよくなかったが、気持ちを大事にして投げた。どんな時でも強い気持ちはなくさないようにっていうプライドがある。ピンチでも楽しく投げた。チームを信じて投げた」

なお、次戦・青学大3回戦は明日5月1日に13時から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式野球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)